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05月26日 09:00 ボーサーン・アンブレラ・メイキング センター

今週は、チェンマイの伝統工芸に触れる旅。

チェンマイ市内中心部から、車でおよそ30分ほど、
サンカンペーン郡はトンパオ地区ボーサーン村にあります、
「ボーサーン・アンブレラ・メイキングセンター」にご案内。
ここは、2005年の番組スタート時にも訪れたところですが、
残念ながら、番組スタート時のブログは、現在ご覧頂く事が
出来ません(泣)

という事で、改めて。

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このメイキングセンターでは、紙漉き・骨組み・紙張り・絵付け・
油塗りといった、伝統唐傘の製作行程を観る事をご覧頂けます。

「唐傘」といっても、中国の傘という意味ではなく、開け閉めが
自由に出来る“カラクリ”細工の傘の略称でもあるんだとか。
確かに・・・昔の絵巻物などをみても、貴人に差し掛けられている
傘は、閉じる事が出来ないもの。タイでも同様で、仏像や王室行事
などでも見かける傘は、主にその用途は日傘ですが、こんな感じ。

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普段、何気なく使っている傘ですが、その仕組みは本当に複雑。
中庭をコの字型に囲むセミオープンスペースの工房、スタートは
傘の要となる部分、「手元・頭ロクロ」という部分を作るところから。
素材となる木は「サンダルウッド」です。

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続いて「紙漉」傘に使用される紙は、日本同様「桑」タイでは
「サー」と呼ばれる木から作ります。

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取材時、紙漉の行程では既に赤く着色されていました。

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この状態で、天日干し。

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続いて、傘の骨作りの行程

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全て手作業、使用する道具もとてもシンプルです。

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親骨、小骨の行程から、今度は「つなぎ」と呼ばれる行程に。

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続いて、「張り」の行程。親骨と呼ばれる部分の幅を調整しながら、
紙を張っていきます。この調整は、長年の勘が物を言います。
紙張りが終わった段階で、天日干し。センター中庭には、
傘の花が咲きます。

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和傘では、先に「縁紙」と呼ばれる紙を張ってから、親骨全体に
紙を張っていきますが、ボーサーンでは、親骨全体に紙を張り、
余った部分を丁寧に折り込んでいきます。上記写真だと、その
縁紙がまだ織り込まれる前の様子が、分かりますね。

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ふちの余った部分の紙を折り込んだら、今度は小骨部分に飾り糸を。

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そして今度は、絵付け。

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センターでは、傘の絵付けのみならず・・・

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携帯電話やTシャツ、ボディー・ペイティングも。
下書きなどは一切ありません!

この工房で作られた笠や扇子、ランプシェードなどは、併設の
巨大なショップで購入可能。

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作られる傘は、お土産用の小さなものから、ガーデン用の大きな
ものまで様々。お店のロゴやネーミングを入れる事も可能です。
傘に張られるものも紙だけじゃなく、シルクや木綿も。もちろん
防水加工が施されます。

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センター敷地内には、こんな場所も。

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今から100年程前、ボーサーン村のお寺の修行僧/ルアン・
ポーインターがビルマへと赴いた際、ビルマで行われていた
傘作りの手法を、ボーサーンへと戻り、村人に伝授したのが、
ボーサーンでの傘作りの始まりとされています。

が・・・センターの方に、このお話について伺ったところ、
これは一説にすぎないそうで、おそらく、ビルマとの交流の中で、
傘作りの手法も、タイへと伝えられたのだろう・・・との事。

また毎年1月には、「ボーサーン傘&サンカンペーン工芸品祭り」も
開催されています。

☆タイ国政府観光庁の紹介ページ☆

アクセス/市内中心部にあるワローロット市場裏手から出ている
白いソンテウ(乗り合いトラック)が、ボーサーン行き。
所要時間はおよそ30分、ソンテウ料金は片道15〜30バーツ目安で。

今週は、タイ国政府観光庁オリジナル、ボーサーンで
作られたミニチュア傘を、抽選で5名の方にプレゼント!

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ご応募は、Fax/011-707-9001、Eメール/thai@825.fm
または、Facebook番組ページのダイレクトメールより、
住所・氏名・電話番号・番組のご感想などを明記の上、
ご応募下さい。尚、当選者の発表はプレゼントの発送を
もって代えさえて頂きます。



05月19日 09:00 クイーン・シリキット・ボタニック・ガーデン

今週は、チェンマイのドイ・ステープ国立公園の一角にあります、
タイ国内最大の植物園『クイーン・シリキット・ボタニック・
ガーデン/Queen Sirikit Botanic Garden』をご紹介します。

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1992年に、タイ政府はタイ国内の貴重な固有種の研究と、
生息域保全強化を目的に、総理府の管轄下で、BGO
(Botanical Garden Organization )を組織化し、1993年に、
タイ最高峰・ドイ ステープ国立公園の敷地内1000ヘクタールに
植物園を設立。

翌1994年、王室よりシリキット王妃の名の使用が認められ、
『クイーン・シリキット・ボタニック・ガーデン』と、
名称を変更、現在に至ります。

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チェンマイ、チェンライには、植物に関連した様々な
王室プロジェクトも行われています。

☆王室プロジェクト/メー・ファー・ルアン財団☆

敷地内には、現在12ヶ所のグラス・コンプレックス(温室)に、
種別の庭園や池が設けられていますが、山そのものが巨大な
植物園と化していますので、徒歩でまわるのは、ちょっと大変。

今回は取材時間の都合で、私も3ヵ所の温室のみ見学させて
頂きました。植物園の一番人気は、やはり蘭の温室。
常に50〜60%の湿度が保たれた蘭専用の温室には...

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沢山の綺麗なお花に囲まれる幸せ (^_^)

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百花繚乱とは正にこの事!

ここドイ・ステープにのみ生息するという、女性のハイヒールにも
似た、超貴重な蘭...今回は残念ながら拝見出来ませんでしたが、
同種の蘭が見事な花を咲かせていました。それが下の写真。

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世界最大の蘭がこちら!あまりに巨大でカメラに収まらず。
ここまで来ると、「木」です。

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この蘭の巨木の後ろにあるのがヴァニラ。ヴァニラも実は蘭の
一種だと、初めて知りました。

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しかも、こんな花を咲かせるとは!確かに蘭です。

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蘭の温室では、タイ国内で観られる様々なシダと食中植物も。

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上記写真のシダは、よーく観ると小さなブーメラン状の葉の先に、
これまた小さな種が付いていて、風が吹くと遠くに飛ばされる
仕組み。

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ちなみに上記、蘭の花の写真は、温室内の蘭のごく一部。

続いての温室は、植物園最大の高さ30メートルを誇る温室。
こちらには、タイ南部に生息する植物や樹木が生い茂っています。
温室内には滝まで設けられ、本当に熱帯雨林の中を歩いているかの
様です。

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こちらはヘビに擬態。

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一瞬、コブラかと思ったほど。

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写真だと大きさがあまり分かりませんが...1枚の葉が
畳2畳分はあります。

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続いての温室は、サボテン(多肉植物)専用の温室・・・と、
その前に、研究員の方が「これは絶対に観て帰って欲しい!」
と、熱く語って下さったのがこちら「Wax Rose」という、この
植物園にも1本しかない貴重な植物。

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バラの品種かと見まごうばかりの美しさですが・・・

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こんなに可愛らしい花を咲かせるのに・・・その幹には

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私もレポートの中で、幹にウニがたくさん引っ付いている様な...
と、ボキャブラリーの貧困さを露呈しておりましたが、
そうとしか言えない(泣)

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しかもこのWax Rose、こんなヘンテコな実をつけますが、
食べられません。

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ようやくサボテンの温室へ。

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思わず、座りたい衝動に駆られます。

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この植物園には、もう一度行きたい!

蓮や睡蓮も観たかった!!またタイの民間伝統医療の一つ、
サムンプライと呼ばれる薬草やハーブのコーナーも
観たかった!!

最初に山まるごと植物園と申しましたが、敷地内には、
トレイルコースも数カ所あり、今度は是非そこをじっくりと
観てみたいもの。植物が長い進化の過程で、自らの身を守る術、
種の保存の為に姿形を変え、時に奇妙な形や色になりながらも、
とげとげのサボテンやWax Roseの様に可憐な花を咲かせる様子
を観ると、愛おしさも倍増です。

蘭に至っては、ファインダー越しに観ていると、なんだか
人の顔の様に見えて来たり、妖精がちょこんと花の中に
座っているかの様に見えたり...

植物園マニアになってしまいそうです。

敷地内を効率よくまわるには、やはり車で乗り入れるのが
一番。また、植物園には専用のバスも運行していますが、
運行時間が特に決まっている訳ではありません。

今回は、研究員の方の大変興味深い、丁寧なご説明が
ありましたので、私も本当に楽しくて為になる時間を
過ごす事が出来ましたが、現在、植物園には、タイ語・
英語のガイドブックしかなかったのが残念!日本語の説明も
加えて頂ける様、思いっきりお願いして帰って参りました。

☆クイーン・シリキット・ボタニック・ガーデン公式HP☆



12月04日 03:50 チェンマイ1人取材「お寺廻り」編

今週は11月3日〜7日まで行いました、城野の
タイ1人取材、チェンマイでの様子を御紹介します。

“北方のバラ” と称される古都チェンマイ。

そのチェンマイ一帯に華開いた王朝が、ランナー王朝・
ランナータイ王朝です。1292年に(1296年説あり)
メンライ王によって建国。建国時の首都はチェンセンに
置かれましたが、その後、チェンライ、チェンマイへと
遷都。

実はこの遷都も、洪水を回避するため、徐々に南下して
いったとされています。

“ランナー” とは、「百万の稲田」という意味。
その名の通り、豊かな王国として、およそ300年間に
渡り、独特の文化を育んでいきます。

中でも6代目の国王/クーナ王は、スコータイから多くの
僧侶を招き、仏教の布教と保護に尽力。

まずはそのクーナ王が建立したチェンマイの寺院を
御紹介して参りましょう。 

『ワット・ドイ・ステープ』

“北タイで最も神聖な寺” として崇められているのが、
チェンマイの旧市街、チェンマイ旧市街の西側にそびえる、
標高1080メートルの山「ドイ・ステープ山」。
その頂上にある寺院「ワット・ドイステープ」です。

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“ワット“は「寺」、“ドイ” は「山」という意味で、
ステープ山の頂上に建つ事から、「ワット・ドイステープ」
と呼ばれていますが、正式名称は、「ワット・プラ・
ボロンマタート・ドイ ・ステープ」と言います。

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チェンマイには、大小含め300以上もの寺院がありますが、
ここはいわば、チェンマイを訪れた際のメインとも言うべき
寺で、『チェンマイへ来て、ワット・ドイステープへ
行かなければ、チェンマイへ来た事にはならない』とまで
言われる程。

13世紀、北部タイに華開いた王朝/ランナー王朝
6代目の王クーナ王により、1383年に建立。インドから
お釈迦様の骨を運んで来た白い象が、この地で息絶えた
事から、この地に寺院が建立されたと言われています。
境内には、その白象も祀られています。

お寺の中央に位置するのが、お釈迦様のお骨を納める、
黄金に輝く高さ22メートルもの仏舎利(チェディー)です。
(冒頭の写真)

先頃この仏舎利も、長期間に及ぶ修復作業が完了し、新たに
金箔が施されたチェディーは、取材班が6年前に訪れた時以上に、
神々しさを増していました。

★6年前のワット・ドイ・ステープ取材の模様は、
ブログ右側「バックナンバー」より、2006年6/4を。

チェディーの側には祈禱書も備えられ、蓮の花、線香、
ろうそくとこの祈禱書を携えた方達が、祈りを捧げながら
チェディーの周りを時計周りに3周します。

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この参拝方法は、タイの仏教寺院すべてに共通。
お釈迦様が亡くなった時に、弟子達がそうして祈った事に
由来しています。

このチェディーの回廊周囲には、数体の座仏が。

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この座仏も一体一体を注意深く見てみますと、左胸部分の
袈裟の長さや・・・

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表情(目線)、螺髪(らはつ)、指の長さなどが異なり・・・

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造られた時代や様式、それぞれの王朝文化の特徴や
時代背景などを知る事が。

ランナータイ様式の仏像の特徴は、丸いお顔、短い袈裟、
左足を上にした足の組み方、右手を膝に置いた姿。

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遊行仏(ウォーキング・ブッダ)も観る事が出来ます。
この遊行仏は、タイ仏教の黄金期を物語るもので、
タイ独自の様式なんだとか。

スコータイでは、この遊行仏を数多く観る事が出来ますが、
バンコクやアユタヤの寺院では、あまり観かけない仏像かと
思います。(あくまでも私の記憶)

仏像を見つめていると、今にもまた一歩、足を踏み出される
かの様です。

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こちらは曜日毎の仏様。生まれた曜日の仏様にお供えや
祈りを捧げますので、タイへ行かれる際には、ご自分の
誕生曜日の確認を。

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訪れた時は、チェンマイ・ランタン・フェスティバルの
開催前ということで、チェンマイ市内を一望出来る、境内の
展望台付近にも、色とりどりの沢山のランタンが揺れて
いました。ブーゲンビリアも見事!

女人禁制のお堂も。その目印となるのは、お堂の入口や
周囲に設置してあるこの結界石。

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この結界石横の白い碑も同様の意味。

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別のお堂の中では、お坊さんが読経と共に聖水を掛けて
下さいます。読経終了後には、手首に白い紐「サーイシン」を、
お坊さんに巻いて頂きます。この「サーイシン」は、厄災が
降り掛かった際、または厄災が晴れた際に、自然に切れるとの事。
お守りと言っていいですね。

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但し!お坊さんは女性に触れる事が出来ないので、女性の
方はお坊さんのお隣に待機している方に巻いて頂きます。
私の手首にも、未だしっかりと巻かれています。

数ある仏像、神像のなかでも、参拝される方が多かったのが、
こちらの女神像。メー・トラニーという女神で、 “メー” は
「母」、 “トラニー” は「大地・地球」という意味。

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ブッダの瞑想を邪魔しようとした悪魔マーラ、そのマーラを
追い払うため、女神メー・トラニーが地表から現れ、自らの
髪の毛を絞って洪水を起こし、マーラを退散させたという
伝説があります。

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私も今回の洪水の早期回復を祈願。

ワット・ドイステープ頂上へは、ケーブルカーで。
お帰りは両サイドにナーガをしつらえたこちらの階段で!

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段数を数えながら降りてみて下さい。階段の数は306段と
言われていますが・・・。

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境内で、こんな蝶?・・・蛾?を発見!かなり巨大!!

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ジャックフルーツも普通になってるし(笑)

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『ワット・スアンドーク』

旧市街の西側、チェンマイ大学にもほど近いこの寺院
「ワット・スアンドーク」、こちらも1383年に
クーナ王が建立。

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“スアンドーク” とは、「花園」という意味で、当初は
ランナー王朝の庭園として造られたことに由来しています。
クーナ王がスコータイから多くの僧侶を招いた・・・という
お話を冒頭で御紹介しましたが、ワット・スアンドークには、
セイロン(現スリランカ)からスコータイへと布教活動で派遣
された高僧/スマナ・テラが持参した、仏舎利が奉納されて
います。

境内の白いチェディーが印象的な寺院ですが、中央にそびえる
黄金のチェディーは、スコータイ様式で作られたチェディーの
中でも、かなり大きなもの。

周囲の白いチェディーには、歴代のランナー王朝・
王族の遺骨が納められています。お天気の良い日には、
青空をバックに、これら白亜のチェディーの美しさが際立ち、
当時のランナー王朝の繁栄と文化をも、垣間みる事が出来ます。

本堂の大きさに圧倒されつつ、中へ。

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訪れた時は、仏像に奉納する黄色い袈裟が入口側に置かれ、
参拝者はタンブン(徳を積む行為・お布施)と共に、
この黄色い袈裟へ、氏名を記入。

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本堂では、柱の装飾修復作業が行われていました。

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またその細工が細かい事!


『ワット・プラシン』

北部タイで、最も格式高く、重要な寺とされているのが、
5代目のプーユー王建立の「ワット・プラシン」。

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このお寺の特徴は、古刹と呼ぶに相応しく、敷地内のお堂
全てが、ランナー様式の建築スタイル。

中でも興味深いのは、「ビハーンライカム」と呼ばれる
こちらのお堂。

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内部の漆喰の壁一面に、14世紀頃のランナータイ王国の
人々の暮らしが描かれています。

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しかも!右側の壁と左側の壁は、それぞれタイ人の画家、
中国人の画家によって描かれたそうで、中国人画家の
手掛けた壁画には、ちゃっかり(?)いかにも中国っぽい
人物が描かれています。

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こちらはランナー王朝のお姫様が、婿候補として集められた
小国の王子様達を、小窓から品定め中の図。

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醜いお面を付けたこの男性、実は見目麗しい王子様
だった事が判明の図。

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当時の男性や女性達の衣装、髪型、いれずみ、タマリンドの
豆の皮をバナナの葉で巻いた葉巻を吸っていたり、
(このタバコは今でもチェンマイ市内の市場で販売)
女性達が忙しく食事の支度をしていたり、高床式の
家屋の様子 等々・・・

お堂の中で静かに耳を澄ますと、壁画に描かれた人々の
ざわめきが聞こえて来るかの様な錯覚を覚えます。

学術的にも美術的にも大変貴重な壁画だそうですが、
特にこれといった保護もされておらず、写真撮影も可能
(フラッシュ禁止の掲示もなし)残念な事に、一部壁画は
剥がれていたり、日光や湿気による劣化も。

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時の流れ行くままに・・・。あえてそのままを一般開放
する事で、逆に「信仰」というものが今も脈々と
生き続いているのかな・・・なんて事を感じた次第。
人の手に寄って生み出されたものは、いつか消え行き、
また生み出される=輪廻という事でしょうか。

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この壁画はぜひ時間を掛けて、じっくりとご覧下さい。

続いてのお堂はこちら。

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ここには1200年もの昔に作られ、セイロンから
運ばれたというプラシン仏が祀られています。近年まで
女人禁制だったそうですで・・・お堂の周囲には結界石が。

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現在は女性の方も、内部の見学が可能。

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但し、このプラシン仏は、年に一度、花祭りの時にだけ
公開されるそう。


ということで、本日はチェンマイ1人取材の一コマ、
チェンマイ市内数あるお寺の中から、3つのお寺を御紹介。
(城野、本日はここで力尽きる・・・)

追々このチェンマイ1人取材の様子は、写真と共にアップ予定。
次回はチェンマイの市場の様子を御紹介します。

プーケット取材の写真とキャプションもアップしないと・・・
もう少し、お時間下さいね。



11月23日 16:20 第6回チェンマイ・マラソン

世界の名立たるアスリート達も、こよなく愛するタイ。
タイ国内では、ゴルフにテニスにサッカー、マリン・
スポーツにエクストリー・スポーツと、年間を通じて、
様々な国際的スポーツイベントが開催されていますが、
中でも注目を集めているのがマラソン。

今年6月には、この番組サバーイサバーイ・タイランドでも、
「ANAで行く、ラグーナ・プーケット国際マラソン」のツアーを
主催。チーム・サバーイは初参戦にも関わらず、見事な成績を
納め、来年も番組主催のマラソンツアーは開催予定。

★ラグーナ・プーケット国際マラソン参戦の様子★

その前に!来月12月、タイ北部チェンマイで開催の
「チェンマイマラソン」に参加してみませんか?

チェンマイでのマラソンの魅力は、なんといってもその気温。
乾期のベストシーズンに突入したタイ国内の中でも、
チェンマイは比較的気温も低く、マラソンにもベスト!
熱いのは苦手・・・でも海外マラソンには挑戦してみたい!
という方には、最適の海外マラソンではないでしょうか?

また、参加ランナーも3,500人と中規模大会ですので、
ビギナーから、ベテランまで、気軽にご参加頂けるマラソン大会。
日時は来月、12月25日(日)、カテゴリーは、フルマラソン、
ハーフマラソン、10キロラン、そしてキッズ向け3キロの
ファンランと4タイプ。

まだまだエントリーは受付中!お問合せ、申し込みは、
チェンマイマラソン公式サイトから是非。

★チェンマイマラソン公式サイトはこちら★
またはこちら!
★Go Adventure Asia (Thailand)★


12月27日 09:30 チェンマイのサンデーマーケット

タイ取材・シーズン16の旅先はチェンマイ。
“北方のバラ” とも称されるチェンマイは、
バンコクから北に約700キロ。

タイ第二の都市ながら、都市部の人口は
およそ20万人ほどで、市内は大きく2つのエリア、
お堀と城壁に囲まれた正方形の「旧市街」、
そして旧市街を取り巻く様に発展した「新市街」とに、
分ける事が出来ます。

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上記2枚の写真は、2006年の番組チェンマイ取材の
際のもの。11月のロイクラトン終了直後という事で、
お堀にはロイクラトンの飾りが残されていました。
夜にはこのお堀に沢山の灯籠が浮かぶのでしょうね。
ロイクラトン時期のチェンマイもオススメです。

今週はその「旧市街」の中で、毎週日曜日の夜にだけ
開催されるマーケット、「サンデーマーケット」を
ご紹介。今回の取材では、チェンマイ在住10年!
タイの食文化、アート、観光に関する著書も多数
お持ちのチェンマイ・エキスパート/岡本麻里さんが、
通訳兼ガイドとして、取材に同行して下さいました。

★岡本麻里さんのブログはこちら!★

今回のチェンマイ取材で、取材班が参考とさせて
頂いた本が、この岡本麻里さんと、古川節子さんの
お二人による共著『たっぷりチェンマイ』です。

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チェンマイで暮らすお二人ならでは!
チェンマイの魅力を様々な角度から、そこに暮らす
人々の目線で綴られています。チェンマイへの
ご旅行を予定されている方は必読!!
掲載されているお写真もお二人の撮影によるもので、
タイの方達に対する思いが伝わって来る様。
オススメですっ!!



情報センター出版局
岡本 麻里(著)古川 節子(著)


チェンマイは1296年から1555年まで、
ビルマ(現ミャンマー)に征服されるまでの
259年間、ランナー王朝の都が置かれていた所。

かつて王朝が築かれた街らしく、「旧市街」と
呼ばれるこのエリアは、2キロ四方をお堀と城壁に
囲まれ、東はターペー門、西はスアンドーク門、
南はスアンプルン門とチェンマイ門、
北はチェンペアック門と、東西南北それぞれに
門を有します。

旧市街の面積は2500ライ、およそ400ha程。
この旧市街の中、東のターペー門から真っすぐに
伸びるラーチャダムヌーン通りの一角が、
マーケットの開かれるエリア。日曜日の夕方、
この通りは歩行者天国となり、数えきれない程の屋台、
そして地元チェンマイや、タイ国内から訪れた人達で
賑わいます。

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ちなみに「ターペー」の “ター” とは船着き場、
“ペー” とは筏(いかだ)という意味で、その昔、
チェンマイ市内を流れる川「ピン川」の岸に船が着き、
木造の船宿や店などが軒を連ねていた事から
この名がつけられたんだとか・・・。

このターペー門から東のピン川方面にあるのが、
毎日毎晩オープンの「ナイトバザール」。

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「ナイトバザール」は品揃えもお値段も、観光客向け。
でも!バンコクのナイトバザールとは、ひと味違った
品揃えで、少数民族の民芸品やアクセサリー、
似顔絵等は、良き旅の思い出にも・・・。

今回ご紹介の「サンデーマーケット」は、地元タイの
皆さんが食事や買物を楽しまれる所。ローカル色満点の
屋台や露天は、お値段も地元価格です。

午後6時・・・街角のスピーカーからは国歌が流れ、
それを合図にサンデーマーケットのお店も続々と
オープン。サンデーマーケットは夜11時頃まで
開いていますが、屋台の数も人出もピークとなる
時間帯は、午後8時を過ぎた頃。

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また私達が取材を行った9月末は、チェンマイの
市長選が告示されたばかりと言う事で、各候補者陣営も
この人出を見越して、マーケット内で熱い選挙戦を
繰り広げていました。下の写真の右側、沿道には候補者の
でっかい顔写真が。

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今から5年前の2004年に、チェンマイ市は町の
活性化を目的に、この「サンデーマーケット」をスタート。
その規模は徐々に拡大し、現在では旧市街の中に点在する
寺院の境内をはじめ、ラーチャダムヌン通りから派生する
ソイ(小路)にも、屋台が並ぶ様になり、今ではこの
サンデーマーケットを目的に、バンコクをはじめ、
タイ各地から、沢山のタイ人が遊びに来るほど。

北部チェンマイならでは!カレン、モン、アカ、リス、
ヤオ族といった、山岳民族のハンドクラフトやシルバーの
アクセサリー、アートクラフトや絵画、漢方薬のゼリーや
ハーブをふんだんに使った素朴なカノム(お菓子)も。

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マーケットの中では、タイの伝統楽器「キム」を
披露する少女に・・・

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なぜか道のど真ん中で一列になって
オリジナル曲を披露しているグループも。

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レポートの中でDJが食べたのは、「仙草」という
薬草のゼリー「チャオクウェイ」

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ドサクサに紛れ、こっそりと「仙草ゼリー」を買うウッチー。

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バンコクでもよく見かけるゼリーですが、チェンマイの
屋台では、樽一杯に作られた仙草ゼリーを、ヘラで
削ぎ落として器によそい、上から氷、そして黒砂糖と
シロップを掛け、ボリュームも満点!お値段は10バーツ、
30円。

700年もの歴史を誇るこの旧市街の中には、
お寺も数多く点在。その数は30以上。
しかし!チェンマイ市内には、実に120ものお寺があり、
昼間、そのお寺を一つ一つ見学するのもオススメですが、
人々の喧噪と屋台の灯り、鼻孔をくすぐる美味しそうな
煙の向こうに、突如その姿を現し、夜空に浮かび上がる
仏塔は、幻想的です。

このサンデーマーケットもいわば城壁跡内部、
遺跡の中で開催されていると言っても良い程で、
王朝華やかなりし頃のチェンマイの活気を、
感じる事が出来ます。

また、バンコクのチャトチャク・ウィークエンド・
マーケットがそうである様に、チェンマイの
サンデーマーケットも、今や若手アーティスト達の
登竜門。まずはこのサンデーマーケットで作品を披露し、
お金を貯めて、いずれは店を!という夢膨らむ若者多し!

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チェンマイ在住10年の麻里さんオススメは、
ターペー門から入ってラジャタムヌン通りを真っすぐ
進み、「イントラワロロット通り」という十字路を
右に曲がった辺り、民族衣装を現代風にアレンジした
お洋服が並ぶエリアです。チェンマイの都を築いた
メーンライ王の像がある祠が目印。

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タイ北部は織物が盛んな事でも良く知られていますが、
最近では、タイの人達の間でも、少数山岳民族の文化・
伝統、そのデザイン性などが再評価され、現代風の
デザインを施した民族衣装のお洋服に、注目が集まって
いるんだそう。

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またチェンマイでは毎週金曜日を「民族衣装の日」と
定め、学生や先生、公務員の皆さんも、民族衣装を着用。
現代風のアレンジを施された民族衣装のお洋服は、
その着やすさとモダンさが大人気で、金曜日に
チェンマイに滞在される際には、道行く人々の洋服にも、
是非目を向けて頂きたいもの。日本でもデニムやレギンスに
合わせるととっても素敵な今風アレンジの民族衣装、
このサンデー・マーケットで、お気に入りを探してみる!
というのも、良いでしょうね。

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DJもモン族の方が作ったハンドメイドの巻きスカート、
1枚350バーツ(1050円)を、2枚で600バーツ
(1800円)で購入。

買い物客で大混雑のサンデーマーケット。
ところでウッチー、なぜ「FM802」のTシャツを・・・?
相変わらず突っ込みどころ満載のウッチーです。
ま、マイペンライ。

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そろそろスタート地点のターペー門へと引き返そうと
していた取材班の耳に、チェンマイの夜風に乗って、
どこからともなく、柔らかなアコースティックギターの
音色と、女性の美しい歌声が聞こえて来ました。
その歌声のする方へ吸い寄せられた私達・・・
道の真ん中には大きな人だかりが。その中心に佇むは、
色白で背の高いチェンマイ美人と、その女性に優しい
眼差しを向けるギターの男性。

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実は彼ら「マイ・ムアン」という、タイでは有名な
御夫婦ユニットで、ストリートライブの合間に、快く
私達のインタビューにも応じて下さいました。

ボーカルのオムさんは、地元チェンマイの出身。
最初はソロ・アーティストとして、弾き語りをされて
いたそうですが、バンコク出身のスタジオミュージシャン
マックスさん(写真向かって左側、藍色の民族衣装着用)と
チェンマイで出会い、「マイ・ムアン」を結成。

ここサンデーマーケットやチェンマイ市内を活動拠点に、
北部チェンマイ語をベースに、タイの歌謡曲ルークトゥンと
フォークソング、それに現代音楽を融合させた独自の
サウンドが評判となり、タイ最大手のレコード会社
「グラミー」と契約、メジャーデビューを果たします。
現在はチェンマイで、ユニット名と同じ名前のレストラン
を経営し、ライブを行う傍ら、支えてくれる人達への
感謝の気持ちを歌に託し・・・二人は原点でもある
サンデーマーケットで、毎週ストリートライブを披露。

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インタビューの最後、なんと「マイ・ムアン」のお二人、
北海道のリスナーの皆さんに、1曲披露して下さいました。

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現在チェンマイでは、歴史的景観を維持する為、
建築物の高さ制限をはじめ、様々な条例が設けられて
います。また、2007年の日タイ修好120周年の
際には、その記念事業の一環として、日本の古都・
奈良とチェンマイの有識者等によるフォーラムも開催。
こんな所でも、日本とタイ、日本とチェンマイとの
繋がりを感じ、取材班も感慨ひとしお。
タイ、そしてチェンマイが益々好きになった
私達なのでした。

タイ取材シーズン16・チェンマイ編は、まだまだ続きます!
年明け、1月3日の「ムーン・タイワニー」は、チェンマイの
アーティスティックなエリア、「ニマンヘミン」のご紹介。
どうぞお楽しみに!


12月24日 02:56 ワット・チェディ・ルアン

タイ取材シーズン16の旅先はチェンマイ。
ブログでは「番外編」と題して、放送ではご紹介
しきれない、チェンマイの魅力をお届けして参ります。

チェンマイには実に120もの寺院がありますが、
お堀と城壁跡に囲まれた「旧市街」の中には、
およそ30のお寺が点在。その中の一つ、
「ワット・チェディ・ルアン」をここではご紹介
しましょう。

1391年、チェンマイに花開いたランナー王朝の王、
第6代グーナ王の遺骨を納める仏塔として、その息子
セーンムアン王子の命により、寺院建設はスタート
しますが、王子はわずか4歳にして崩御。その後は
グーナ王の王妃が仏塔建設を指揮し、1400年頃に
完成したと言われています。

北タイ様式で建てられたお寺の中では、最大級の
寺院です。

2006年の取材でチェンマイを訪れた際、
本堂は修復中で内部を拝見する事が叶いませんでしたが、
今回の取材では、未だ修復工事の足場が残るものの、
本堂内部は見学可能。

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ランナー様式に修復された本堂には、北タイ地方で
最も大きなスコータイ様式の立像が安置されています。

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タイのお寺を訪れた際には、是非、安置されている
仏像のお顔にも注目してみて下さい。時代ごとに
そのお顔も異なり、安置されている仏像のお顔を
見る事で、寺の建立時代を見極める事が出来ます。

取材班も早速、蓮の花・ロウソク・お線香・金箔の
「参拝4点セット」を求め、お参りをする事に。

本堂入ってすぐの中央に安置されている仏像に、
まずは金箔を貼付けます。

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今回のチェンマイ取材には、チェンマイ在住10年!
タイに関する著書も多数執筆されている岡本麻里さんが
同行して下さいましたが、麻里さんのご説明によりますと、
チェンマイの皆さんは、街全体を人間の身体に例え、
「ここは、手」「ここは耳」・・・というふうに、
寺院や遺跡を目印とされているそうなんですが、
この「ワット・チェディ・ルアン」は、チェンマイの
中心、つまり “おへそ” とされている所。

広い境内には、天に向かって真っすぐに伸びる
1本の巨木が。

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何でもこの巨木はランナー王朝以前の先住民族
「ラワ族」が “村の柱” としてあがめていたもので、
ランナー王朝初代の王マンラーイ王がこの木を “国柱”
として別の寺院に建立した後、1800年頃、こちら
ワット・ジェディールワンに移植。以後、この木は
チェンマイのいわば “ご神木” として、色とりどりの
布が巻かれ、根元部分には仏頭も置かれています。

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この木の下に立つと、木に宿る精霊というか・・・
神様というか・・・何とも例えようのない、不思議な
感覚を覚えます。

チェンマイでは毎年5月から6月にかけ、
このご神木 “柱” を祀るお祭り「インタキーン祭り」が
行われますが、インタキーンとは街のおへそ、
つまり中心に建てる柱の事だそうで、1年に1度、
このお祭りの期間にだけ、ご神木の側に建つ祠の扉が
開かれ、内部をお参りする事が出来ます。

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但し!この祠は女人禁制。祠入口にはこんな注意書きも。

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でも!祠外側に設置された祭壇では、女性もお参りが
可能です。

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インタキーン祭りの際には、参拝者が花束の入った
籠を持ち、境内に設置された数十もの花台にお花を
備えるそうですが、色鮮やかな様々な花が埋め尽くす
このお祭りは、別名「タックバート・ドークマイ」
“花を捧げるお祭り” とも呼ばれているんだとか。

この時期のワット・チェディ・ルアンも訪れて
みたいものです。

そこで!以前にもこのブログでご紹介をしましたが、
もう一度おさらいを。タイの寺院をお参りする際、
“お参り通” に見せる蓮の花の供え方がこちら!

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このお寺の見所は、何と言っても本堂の背後に
そびえ立つ仏塔「チェディ・ルアン」。
寺の名前にもなっているチェディ・ルアンは、
“巨大な仏塔” という意味。

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仏塔建立からおよそ80年後の1480年に、
第9代ティローガラート王がこの仏塔をさらに巨大化。
高さ86メートルにも及ぶ壮大な仏塔となりますが、
1545年の地震で上部30メートル程が崩れ、
1992年には、ユネスコと日本政府の援助で修復
されたものの、創建当時の記録が残っていなかった為、
北タイ様式にすべきか、タイ(中心部)様式にすべきか
論議を醸したそう。

最終的には地震で失われた部分もそのままに、
保存。建立当時の雄大な姿を偲ぶ事が出来ます。

2006年の取材時には、仏塔周囲に柵はありません
でしたが、今年9月の取材時には鉄柵が設置されて
いました。(上記写真は2006年取材時のもの)

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仏塔側に建つ、見事な装飾のこのランナー様式の
お堂には高僧が祀られています。取材時、こちらの
お寺では、高僧のお一人が亡くなられたばかりの様で、
本堂には高僧の遺影と数多くの花輪も供えられていました。

また、仏塔の東側にあるお堂には、現在バンコクの
エメラルド寺院に安置されている「エメラルド仏」も
かつては納められていたんだとか。

今はシリントーン王女が奉納された、翡翠の仏像が
安置されています。

境内には涅槃仏に・・・安堵感を覚えるふくよかな
仏像も。

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本堂裏には僧坊が。現在この僧坊では各国からの
旅行者に、仏教に関する正しい知識を身に付けて
もらう為、また、仏教をもっと身近に感じてもらう
一環として、"Monk Chat"(モンクチャット)という、
つまり!お坊さんと話をしてみよう!!という試みが
行われています。

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旅行者は、仏教やタイの文化について、さらには
お坊さんの日常についてなどを、英語で質問する事が
出来ます。但し女性は、僧に触れてはならない為、
一定の距離を保っての会話となりますが、私も是非
お話を・・・と思ったのですが、寺院を訪れたのは
夕方5時。モンクチャットも残念ながら終了のお時間。

チェンマイの120ものお寺を、一つ一つじっくりと
時間を掛け、拝見したいところではありますが、
この「ワット・チェディ・ルアン」は旧市街の中心に
位置していますので、サンデーマーケットへお出掛けの
前にでも、お立ち寄り頂ければと思います。

そのサンデーマーケットの様子は、27日の番組で
たっぷりとご紹介!こちらもお聞き逃しなく!

(参考文献/岡本麻里 著「たっぷりチェンマイ」)



12月18日 21:23 タイ国鉄・寝台列車の旅

タイ取材シーズン16の旅先は「チェンマイ」。
今週は、バンコクから寝台列車に乗ってチェンマイへ!
「タイ国鉄・寝台列車で行くチェンマイ」の巻。

陸路の玄関口「フォアランポーン駅」へは、
地下鉄MRTの「フォアランポーン駅」で下車。
地下鉄駅から国鉄駅までは、地下通路で結ばれ、
その通路沿いには、タイ国鉄の歴史や駅舎建設当時の
写真など、パネル展示もあります。

現在、タイ国鉄の路線は列車の近代化に併せ、随時、
補修工事も行っていますが、その工事で使用されている
保守用車輛は、以前に秋田新幹線と山形新幹線の
延伸工事の際に使用されていたもので、新幹線の
工事終了後に、JR東日本からタイ国鉄に売却された
「ビッグワンダー」と呼ばれるもの。日本とタイとの
深い結びつきを、こういった所でも改めて実感する次第。

番組初期にお届けした、バンコクの地下鉄MRTの取材の
際にも、工事には日本政府や日本企業が、資金・技術面で
協力!というお話をご紹介しました。

フォアランポーン駅へのアクセスは、地下鉄MRTの他、
タクシーやトゥクトゥクで・・・となりますが、
市内からタクシーやトゥクトゥクで駅へと向かう場合、
特に夕方や週末など、渋滞が予想される時間帯は、
くれぐれも余裕を持って出発して下さい。

飛行機だと1時間程で行く事の出来るチェンマイへ、
今回はあえてタイ国鉄の寝台列車、その2等車で
向かう事にした取材班。まずはその出発地、
「フォアランポーン駅」構内の様子から。

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バンコクにはこの「フォアランポーン駅」をはじめ、
映画「戦場に架ける橋」でも有名な、「ナムトク線」の
始発駅「バンコク・ノーイ駅」通称 “トンブリ駅”に、
バンコクのダウンタウンを走る「マハーチャイ線」の
始発駅「ウォンウィエンヤイ駅」と、方面別に3つの
ターミナル駅があります。

ちなみに「ウォンウィエンヤイ駅」の様子は、
今年7月9日の番組ブログ、「鉄子と化してみました編」
でもご紹介していますので、お時間のある時にでも
覗いてみて下さい。

“タイ近代化の父”、そして、“タイ鉄道の父” とも
称される、ラーマ5世/チュラロンコーン大王の命により、
タイ国内での鉄道敷設が1891年よりスタート。

1894年には、タイ国鉄最初の開業区間、
バンコクーアユタヤ間が開通しますが、この路線の
開通と同時に、「フォアランポーン駅」も開業。

フォアランポーンとは、タイ語で “中央” という意味。
このフォアランポーン駅は、別名「バンコク中央駅」とも
呼ばれています。その名が示す通り、チェンマイを
はじめとする北路線、そしてラオスとの国境付近にまで行く
東北路線に、カンボジア国境付近まで行く東路線、さらに!
タイ側の“東南アジアへの陸路玄関口”として、タイと
マレーシア、シンガポールの3カ国を結ぶ国際列車、
総延長1,946キロの「マレー鉄道」へと通じる、
南路線の発着駅ともなっています。

ちなみにこのフォアランポーン駅から、タイ・
マレーシアの国境にある「パダンブサール駅」までが、
マレー鉄道におけるタイ国鉄の管轄となります。

「フォアランポーン駅」の現在の駅舎が建てられたのは、
1916年、ラーマ6世の時代。写真は開業まもない頃の
「フォアランポーン駅」です。

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イタリア人技師による設計ということで、大きく弧を描く
アーチ型の屋根、飛行機の格納庫を思わせる高い天井と
広い待合室は、ヨーロッパの駅舎を彷彿とさせます。

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1916年という年は、タイの近代化を語る上で
とても重要な年。フォアランポーン駅開業のみならず、
名門チュラロンコン大学も、この年に開校。

駅構内、正面にはラーマ5世の肖像画が掲げられています。

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タイでは朝の8時と夕方の6時に、テレビやラジオ、
そして公共の施設などでは国歌が流れますが、
フォアランポーン駅でも朝8時と夕方6時に国歌が流れ、
その際には、このラーマ5世の肖像画に向かって立ち止まって
起立。旅行者の皆さんも、郷に入れば郷に従え!
ちょうどこの時間帯に駅構内にいらした時には、敬意を
表してみてはいかがでしょうか?

大王の肖像画の下が改札口となっていまして、改札口は
この1カ所のみとなります。改札口の左右が切符売り場です。

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切符売り場の窓口は1番から25番まであり、特別急行、
急行、快速、普通と、乗る列車によって、窓口が分かれて
います。窓口上部には、列車案内の電光掲示板あり。

窓口1番は払い戻し専用、そして2番は外国人用窓口で、
英語での切符購入が可能。

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また現在、タイ国鉄のHPではオンラインで切符を
購入する事も出来るんですが、寝台列車は特に人気
ですので、事前にオンラインにて購入しておいた方が
安心だと思います。

切符売り場には、こんな看板も。この表示の背丈より高い場合は、
大人料金となります。

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さぁ、私達が駅に到着したのは夜7時前。
これから寝台車に乗って、地方へと向かうタイの人達、
そして各国からの観光客で、駅構内の左右に設けられている
ベンチはほぼ満席。広い構内の大理石の床の上には、大きな
バックパックを抱えた欧米からの旅行者が腰を下ろして、
目的の列車を待つ姿も。そんな光景が見られるのも、
海外の駅ならでは。

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アメリカはノースカロライナから来ていた若い女性の
二人組は、ラオスへと行くところ。ドイツからきた
カップルは、私達と同じ寝台列車で、チャンマイへ
行くところ。皆さんやはり、列車の旅は景色や人々との
触れ合い、そして何よりも運賃の安さが魅力だと話して
くれました。

このフォアランポーン駅構内、改札口に向かって
右側奥には、有料のトイレとシャワールームもあります。

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トイレのみの使用は2バーツ(6円)、
シャワーは20バーツ(60円)

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右が男性用、左が女性用のトイレ&シャワールーム

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内部はこんな感じ

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シャワーは水シャワーですが、列車での長旅を続ける
旅行者、また、列車の乗り継ぎや旅費を浮かす為に、
駅構内で一晩明かす・・・なんて人達も少なく
ありませんので、そういった方達には嬉しい施設と
言えるのではないでしょうか?また、構内には日本語が
使えるインターネット・カフェ、コンビニ、鉄道警察、
もちろんインフォメーション・センターも。

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心惹かれる「おみくじ」の機械も。

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ここフォアランポーン駅には、1969年まで、
併設のホテルもあったんです。現在は駅事務所として
使用されている「旧ラチャタニーホテル」。
中央の大理石の階段が、当時を物語ります。

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客室として使用されていたであろう部屋の窓には、
コロニアル・スタイルの装飾が施され、何とも言えない
ノスタルジックな雰囲気を醸しています。実はこのホテル、
駅のホームにまで客室が続いていて、客室からは列車が
行き交う様子も、見る事が出来ました。

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チェンマイまでの寝台列車の旅、そろそろその出発時間が
迫って参りました。ラーマ5世/チュラロンコン大王の
大きな肖像画の下をくぐると、すぐにプラットホームへと出ます。
改札口といえど、切符にパンチが入るでもなく、確認をする人も
なく・・・見送りの人も自由にプラットホームへ入る事が
出来ます。タイのプラットホームはとても低く、日本の駅の様に
階段はありません。

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チェンマイ行き、7時35分発の寝台列車は、
5番線ホームより出発!

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取材班の乗る列車の車掌さん

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各列車の情報は、待合室にあるモニター画面で
確認をする事が出来ますが、駅構内に流れるアナウンスは
タイ語オンリー。列車の発着時間は、ご自分で確認を。
多々、到着が遅れる事が多いタイの国鉄ですが、始発の
出発時間に関しては、比較的正確ですのでご注意を!

私達が今回利用したのは2等寝台の冷房付き。
窓を横に見ながらの向かい合わせのシートで、
通路を挟んで二人ずつ座れる様になっています。

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現在タイ国鉄では、JR西日本から無償譲渡された
「キハ58系」や「12系」、さらには寝台列車も
現役で走っていて、運が良ければ私達も日本製の
寝台列車にタイで乗る事が出来る!と期待しましたが、
今回は韓国製の寝台列車でした。

ちなみに一等寝台はコンパートメントタイプで
一部屋2名使用可能。(写真はタイ国鉄提供)

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乗車前には屋台で焼き鳥「サテ」とか、ビールなんかを
たっぷりと買い込んで・・・なんて目論んでいた私達、
駅構内での取材に夢中で、何も買わずに乗車。

でも!まったく問題なし!!発車と同時に冷たいビールや
お水の車内販売もありますし、食堂車もあります。

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食堂車へ行かずとも、1等、2等の乗客は自分の座席で
夕食を注文し、食べる事が出来るんです。タイ料理の
おかずかけご飯と、スープ、デザートが付いて、お値段は
150バーツ(450円)4種類のセットメニューの中から
選ぶ事が出来ます。

ちなみに朝食は、夕食をオーダーする際に一緒に
尋ねられますので、ご希望の方はこの時に。

バンコク夜7時35分発の列車は、2時間後の9時40分に、
アユタヤ駅へと到着しました。

例えば!午前中にバンコク・チャオプラヤー川から
アユタヤ行きの船に乗り、お昼〜夜までアユタヤを散策。
午後9時過ぎにアユタヤ着のこの寝台で、チェンマイへ!
という旅も可能。

アユタヤを過ぎた頃から、スタッフがベッドメイキング開始。
あまりの手際の良さに、一同目が点!

ではここからは、椅子席からベッドが出来上がるまでを
写真でどーぞ!揺れる車内での撮影に付き、ブレてますが
マイペンライでひとつ・・・。ごめんなさい。

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出来上がり!

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この椅子席からベッドが出来上がるまでは、後日改めて、
動画でもアップしますのでお楽しみに。

ノリがきいた真っ白いシーツに枕カバーとタオルケット。
通路側には青い厚手の遮光カーテンが付けられ、そろそろ
乗客達も寝る時間。

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ウッチー身長176センチ、私D170センチ、
下のベッドでは何ら問題なく寝る事が出来ます。
190センチくらいまでは、対応可能かと・・・。

肝心のお手洗いですが、洋式とタイスタイルの2つあり。
タイスタイルの方は・・・線路が見えます(笑)
ということは・・・乗ってみてのお楽しみ。

車内は禁煙ですが、車輛と車輛の連結部分では喫煙も許可(?)
黙認されていました。でも、夜10時以降はこの連結部分へと
出る扉も施錠されますので、以降は禁煙。

わたくし、ちょっと眠れなくて車掌さんの部屋へお邪魔。
車掌、黄昏れてます。

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特別に貨物室を見せて頂きました。

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貨物室、ドア空いたまま走ってますっ!
落ちたら怖いので、早々に引き上げます。

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車内廊下の電気は24時間点いたままですが、
各ベッドには読書灯などがありませんので、
カーテンを閉めてしまえばほぼ真っ暗。
11時を過ぎた頃には、ほとんどの乗客達も夢の中です。

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朝です。ウッチー黄昏れてます。

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午前6時頃から徐々に乗客達が目を覚まし、8時には
車輛スタッフがベッドから椅子席へとチェンジに来ます。
夜間はさほど寒いとも思いませんでしたが、朝はかなり
冷房も効いていますし、外の気温も低いので、羽織物や靴下、
ヒザ掛けなどは、持参した方が良いでしょうね。

朝の空気を吸いに連結部分へ。

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あれ?列車ストップ。ここで1時間程、立ち往生。

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午前8時が一応の起床時間。
ベッドから椅子席へとチェンジ!

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ウッチーと相席になった、スウェーデンからの
旅行者も黄昏れてます。

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そして待ちに待った朝食!前日の夜、夕食の際にオーダー
した物を自分の席にて頂く事が出来ます。
メニューは朝ごはんの定番「おかゆ(コンジー)に、
サンドイッチやトースト&ハムエッグ、フルーツ。
全メニューにオレンジジュースが付いて、さらにコーヒーか
紅茶かのいずれかが選べ、お値段は100バーツ(300円)。

チェンマイ到着時間は予定では9時30分。しかし!
この時点で既に9時30分。山の中で再度列車が立ち往生。
これといったアナウンスもなく、多少の遅延は想定内でしたが、
山の中なので携帯も通じず、私Dも次の取材時間が迫り、
少々焦り気味。山間部を抜け、携帯のアンテナがちょびっと
1本立った瞬間に電話。この後の予定を調整。

チェンマイ到着は、2時間遅れの午前11時30分。

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でも!タイへは行っても、決して立ち寄る事がないであろう
山中の景色を眺めたり、写真を撮ってみたり、各国の旅行者と
会話をしたり・・・時間に追われる旅では、決して味わえない
面白さと経験が出来るのも、列車の旅ならでは。
少し時間に余裕のある滞在の時には、フォアランポーン駅から
地方へ。行きや帰りの片道だけでも、タイ国鉄の旅をのんびりと
楽しんでみてはいかがですか?

赤ちゃんパンダ「リンピン」誕生!という事で、
チェンマイ駅構内にも、パンダのオブジェ多数。

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現在、タイ国鉄では年明け1月31日まで、「e-STARS」という
オンライン予約システムを試験的に運用中です。VISAか
MASTERカードでのクレジット決済となりますが、寝台列車
(特に2等車)は、発売と同時に売り切れる事も多いので、
寝台列車ご利用の際には、事前に予約をされる事をオススメ。

★タイ国鉄のHPはこちらをクリック!★

★オンライン予約はこちらをクリック!★

また、タイ国政府観光庁のサイト内にも、タイ国鉄に関する
詳細あり!こちらも併せて是非!!

★タイ国政府観光庁・タイ国鉄のページはこちら!★

来週の「ムーン・タイワニー」は、チェンマイで日曜日にだけ
開催される、その名も「サンデーマーケット散策編」を
お届けします。どうぞお楽しみに!




12月13日 09:00 リンピンに会いたい!

今週は、タイ初の赤ちゃんパンダ「リンピン」が
誕生した、「チェンマイ動物園」のご紹介。

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“北方のバラ” とも称される、タイ北部の都市
「チェンマイ」。人口はおよそ20万人程で、
古都ならではの情緒に溢れ、独特の落ち着きを
感じさせてくれるこの街は、1年で最もタイが
暑くなる季節、「暑期」でも比較的過ごし易く、
治安も良い事から、バンコクについで、日本人の
ロングステイヤーにも人気の都市となっています。

そのチェンマイの街並を一望できるドイステープ山の
麓にあるのが、タイ国内最大規模を誇る動物園、
「チェンマイ動物園」です。

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動物園までの交通手段は、ソンテウと呼ばれる
乗り合いトラック。チェンマイはバンコクほど
タクシーが走っていませんので、市内の移動は
基本的にこのソンテウが中心となります。

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チェンマイの中心部・旧市街から動物園までは、
ソンテウで15分程。比較的大きな通りには、
ソンテウが常時数台は待機、または通りを流して
いますので、手を上げてソンテウを呼び、
運転手さんに行き先を告げ、料金を確認。

チェンマイは街自体がさほど大きくありませんので、
市内でのソンテウ移動は、だいたい15バーツから
30バーツが目安となります。

今回、私達は前日の取材で仲良くなったソンテウの
ドライバーの方に、あらかじめホテルまで迎えに
来てくれる様、お願いしましたので、お迎えの
料金込みで、動物園までは1人30バーツ
という値段で行ってもらいました。

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今回のチェンマイ取材には、DJ、編成部の
ウッチー、そして私Dの “トリオ・ザ・マイペンライ”に
加え、ノースウェーブ営業のヨッシーも自腹参加。
“マイペンライ・カルテット” 結成。

写真、向かって左手奥からヨッシー、右手がウッチー。
“動物園” って、幾つになってもウキウキワクワクの
場所だという事を物語る、満面の笑写真。(特にウッチー)

拡大してみました。
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6月の取材時、ムエタイ体験の時。
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ノースウェーブ営業・ヨッシー所属の「パンダ研究所」
こちらは世界各国のパンダ情報を網羅!もちろん、
チェンマイ動物園のパンダ情報や写真・映像も満載!

★パンダ研究所のHPはこちらをクリック!★

「チェンマイ動物園」の入園料は、大人が
100バーツ(300円)、子供は50バーツ(150円)。

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また、チェンマイ動物園の敷地内には、こちらも
見応え充分な水族館、「チェンマイ水族館」もあり、

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その両方を見学する場合は、大人450バーツ
(1350円)、子供330バーツ(990円)の
セット料金もあります。動物園へ行かれた際には、
是非この「チェンマイ水族館」も、併せて見学を。

(水族館の写真は近日アップ!)

現在、チェンマイ動物園で飼育されている
動物の数は、およそ8000種。21万平方kmという
広大な敷地は、山の傾斜と周囲の自然を活かした
造りで、かなりのアップダウンがあります。

園内散策はガイド付きのトラム、またはモノレールを
ご利用下さい。トラムの運賃は、大人20バーツ
(60円)、子供10バーツ(30円)、

モノレールは大人も子供も一律150バーツ(450円)。

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モノレールは園内に設けられた専用駅で乗降、
トラムの方は、さらに小回り良く、要所要所でストップ。

まずは私達もこのトラムに乗車。

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今回の動物園取材一番の目的!パンダ舎へと直行。
3日間限定での赤ちゃンパンダ「リンピン」の一般公開

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その最終日でしかも休日!トラムに乗っていた乗客の
ほとんどが、このパンダ舎の前でトラムを下車。
トラムを降りたその瞬間、私達の目に飛び込んで
来たのは、リンピンを一目観ようと、タイ国中から
集まった、人・人・人の長蛇の列。

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遠足もしくは修学旅行とおぼしき子供達や、各国からの
観光客、そして地元タイのテレビ局クルー等と共に、
動物園スタッフから配布されたマスクを着用し、
私達もその列に加わる事およそ30分・・・

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遂に、チーム・サバーイ念願の、赤ちゃンパンダ
「リンピン」との対面!

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ここで、「リンピン」誕生の軌跡を。

絶滅危惧種にも指定されているパンダの繁殖を目的に、
世界各国の動物園が、現在、パンダの繁殖に力を注いで
いる訳ですが、今から6年前の2003年に、
中国から10年という契約でタイへとやってきた、
オスのチュアンチュアンと、メスのリンフィー。

チェンマイ動物園でもこの2頭の子づくりを促すため、
様々な方法を試みますが、最終的には人工授精という形で、
今年2009年5月27日、タイ初の赤ちゃんパンダ誕生。

(写真提供/チェンマイ動物園、禁!無断転載)


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ちょっとずつ、白と黒の模様が・・・。

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そろそろ歯の生え始め?北海道弁で言うところの、
“いずい” って感じでしょうか?ベビーベッドをしがしが。

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おもちゃで1人遊びも出来る様になりました。

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はぁ〜、可愛い〜。
リンピンちゃんを観ていると、誰彼構わず、
「今までゴメンね」と、謝りたくなりました。
人間でも動物でも、赤子は人を優しくさせますね。

「リンピン」見学は一度に50人ずつ、5分程。
パンダ舎から出て来る人達は、みんな穏やかで
優しい顔となって出て来ます。

念願叶って、リンピンとの対面を果たした私達、
並んだ時間は実質45分、リンピンちゃんを観た
時間は3分程だったんですが、飼育員のヒザの
上で、スヤスヤと眠るリンピンのその可愛らしさに、
一同ノックアウト。

リンピン誕生以降、タイ国内ではテーマソングの
制作にファンクラブの発足、ケーブルテレビ最大手
「トゥルー・ヴィジョン」による、リンピンの生活
24時間放送や、様々なリンピングッズの販売など、
リンピン・フィーバーに湧いていますが、
中国政府との契約で、リンピンは2歳になったら
中国へと返還される事に。タイのアピシット首相も、
現在、リンピン返還の延長を、中国政府には申し入れては
おりますが・・・願わくば、リンピンにはこれから先も、
チェンマイ動物園で健やかに成長してもらって、数年後、
今度はリンピン2世のニュースを、番組としても
お伝えしたいところ。

チェンマイ動物園では赤ちゃんパンダ誕生を機に、
今年7月、親子3頭が快適に暮らせる様、故郷
中国は万里の長城をモチーフとした新パンダ舎、
「スノードーム」を6000万バーツ、日本円で
1億8000万円を掛け建設。

実際に親子が「スノードーム」で暮らすのは、
来年以降との事ですが、現在このスノードームも、
一般公開中。動物園の人気アトラクションの一つに
なっています。

「リンピン」見学後はスノードーム見学の
長蛇の列に加わり・・・

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防寒ジャケットとスノーブーツを借りて・・・

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ドームへは30人ずつ案内されます。スタッフの注意に
耳を傾けますが、たぶん・・・「滑る」とか、「走るな」とか、
「雪喰うな」といった注意ではないかと。

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いざ、ドーム内へ

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外気温30度以上から、いきなりのマイナス気温、
機材にも影響が出るのは必至なので、ドーム内の
様子は、チェンマイ動物園提供のお写真で。

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タイの人たちは初めて観る、初めて触れる雪に大興奮!
私達はと言えば、これから嫌という程、目にする雪と、
冬場の日常着をタイで着用する事に、少々戸惑いを
覚えながらも、ここは一つ、雪国・北海道への
観光誘致も兼ね、内部を見学。制限時間5分の
見学終了後、初めての雪体験で、興奮醒めやらぬ!
といった親子連れに、その感想をば聞く事に・・・。

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名古屋へは行った事があるものの、北海道へはまだ!
という、バンコク(クルンテープ)から来たこの親子、
3歳の女の子は初めての雪を「アイスクリームみたい」
と答えてくれました。いつか、ここ北海道で会おうね!

“にわか”北海道の観光大使気分で、ここぞと
ばかりに、北海道をしっかりとPRして参りました。

ちなみにこちらスノードーム見学も、別途料金が
掛かります。入場料150バーツ、日本円で450円。
少々お高い気もしますが、それだけタイの人達に
取っては、「雪」が珍しく、神秘的にさへ感じるんで
しょうね。タイの皆さん、冬の北海道へ是非!!

リンピンの一般公開終了後、今度はお父さんの
チュアンチュアンが、パンダ舎・屋内広場に登場!

という事で、再度、長蛇の列に加わり・・・

リンピンのお父さん、チュアンチュアンです。
笑っている様に見えるのは、私だけ?

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笹に直行

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どっこいしょ!と腰掛け、笹をワシワシ食べ・・・

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頼りがいのある “男” を感じる背中です。

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私たちが取材した9月当時は、3日間のみの
一般公開でしたが、現在リンピンは、年明け
1月3日までの毎日、朝8時半から9時半までの
1時間に限り、一般公開されています。

年末年始、タイにお出かけされる方は、チェンマイまで
足を伸ばして頂いて、今が可愛いさかりのリンピンに、
会いに行ってみては、いかがでしょうか?
尚、パンダ舎への入場は、動物園の他、別途
大人100バーツ(300円)、子供は50バーツ
(150円)が必要です。また、チェンマイ動物園は、
外国人料金が設定されていまして、このブログ内に
記載の各種料金は、全て外国人料金となっています。

チェンマイ動物園では今日ご紹介のパンダ
のみならず、実に8000種もの動物を至近距離で
観察する事が出来ます。動物と人とを隔てる柵も
低く、その柵も無機質な鉄製ではありません。
しかも背景がドイステープという山!場所によっては、
動物達が逃げちゃうんじゃ・・・なんて、感じてしまう程。
カバやキリン、象への餌やり体験や、鳥も種類に
よっては放し飼い。私達も園内散策中、園内を
自由に歩き回る数羽のクジャクを、間近に観る事が
出来ました。さらに!園内奥には寺院遺跡も点在!

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ここは是非1日掛けて、敷地内にある水族館なども、
併せて見学して頂きたいと思います。

★チェンマイ動物園のHPはこちらをクリック!★




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