11月21日 10:00 ホアヒンの老舗お粥屋さん

今週の「ムーン・タイワニー」は、スパイシーな
料理だけじゃなーい、タイの美味しいものシリーズ!
(シリーズだったんだ・・・)

王様の避暑地・ホアヒンで、30年以上にも渡り、
地元の人達の胃袋を満足させています、ホアヒンの
おふくろの味、「カオトムプラー・ジェー・メェウ」
というお粥屋さんをご紹介。

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「カオトムプラー」とは、白身魚のお粥、タイ料理の
レシピブックなどでは、”雑炊”とも訳してある場合も。
そして「ジェー」とは、中華系タイ人の方が、主に
使用するタイ語で “姐さん” 、そして「メェウ」とは
猫の事。

「メェウ(猫)姐さんの白身魚のお粥屋さん」が、
本日の舞台です。

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ホアヒン取材の際に、いつもご協力頂く「ホアヒン・
ジャパン・ドットコム」主宰の明美・ブライアンさんに、
「地元の方に人気の食堂へ連れて行って下さいっ!」
と、お願いした所、明美さん、そしてタイ人スタッフの
ダイちゃんが、「それなら絶対ここです!」と、案内
してくれたのが、ホアヒンを代表するローカル食堂の
1つ、この「カオトムプラー・ジェー・メェウ」。

鶏ガラを5時間煮たという出汁を使用した、白身魚の
お粥専門店、港町・ホアヒンならではの食堂です。

タイ特有の、道路に面した間口の大きな、そして
奥行きのある素朴な雰囲気の店構え、夜ともなると、
人気のお店だけあって、行列も覚悟。

そこで取材班は開店前、仕込みの最中にお邪魔
しました。

タイ語で「カオ」は、食事・食材という意味、
そして「トム」は煮る、「プラー」は魚という意味。

はい、ここで『クイック・タイ語講座 〜食堂編〜』

タイ料理でタイ語を覚えるというのも1つの方法。
「トム」が煮るって事は、タイ料理の代表選手
「トムヤムクン」だと・・・

トム=煮る
ヤム=混ぜ合わせる
クン=エビ

トムヤム=酸っぱ辛いスープ

「プラー」だと、一番身近なのは、タイの魚醤
「ナンプラー」でしょうか。

ナム=汁
プラー=魚

●炒める=パット/パッ

●ご飯=カオ
●もち米=カオ・ニャオ

例「カオ・パッ(ト)」でチャーハン

●焼く =ヤーン

例「ガイ・ヤーン」は焼き鳥

●豚=ヌゥ
●牛=ヌア
●蟹=プー


取材レポートへと、戻りましょう。

「カオトムプラー・ジェー・メェウ」の特徴は、
お粥のベースとなるだし汁。イスラム教の方への
配慮という事で、だし汁には鶏ガラを使用。
丁寧に丁寧に、毎日5時間かけて作るんだそう。

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お粥の具はプラー(魚)、メェウ姐さんは主に
カマスを使用。

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鶏ガラスープに魚の旨味がよーくマッチした
お粥は、ほのかに塩甘く、とってもとっても優しいお味。
お値段は30バーツ、日本円で100円ちょっと。

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あ〜、もう一度食べたい!

こちら「カオトムプラー・ジェー・メェウ」にも、
タイの食堂には欠かせない4種類の調味料、
ナンプラーに砂糖、酢漬けの唐辛子ピッナムソムに、
粉唐辛子が用意してありましたが、一口目は是非、
何も加えずに、鶏ガラスープと白身魚の絶妙な
”マリアージュ” お楽しみ下さい。

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但し、レポートの中にもありましたが、お粥
「カオトムプラー」に、お砂糖は入れないそうです。

こちらは「カオトムプラー」のエビ(クン)入り。

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これもアローイ!

続いては、このお店のもう1つの看板メニュー
「プアー・ルアッ(ク)」と「ヤム・タレー」という
サラダ(?)を頂きました。

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どちらも絶品!

「タレー」とはタイ語で海・魚介という意味。
ホアヒンならではの新鮮魚介「タレー」をふんだんに
使用したサラダ・・・サラダというよりは、カルパッチョ、
いや違うな、タイ料理の春雨サラダヤムウーセンの春雨の
代わりに白身魚が入った、「酸味のきいた海鮮サラダ」と
言った方が、イメージし易いでしょうか?

その日に港で水揚げされた、イカやエビや白身魚を
ふんだん使った「プラー・ルアッ(ク)」には
メェウ姐さん秘伝、門外不出のタイ味噌「ナムチムー」
を付けて頂きます。

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この秘伝のたれ、見た目は辛そうですが、
辛すぎず、甘すぎず、酸っぱすぎず。
いい味出してます。

(裏技)この秘伝のたれを、少しお粥に入れても
美味しいです!

お粥はベーシックなものが30バーツ、
具が増えますと、35バーツ〜、サラダは65バーツ〜。
お粥とサラダ、是非、両方ともオーダーを。

タイ料理、辛いものばかりじゃありません!日本にも
各地に郷土料理がある様に、タイ国内にも、その土地
その土地ならではの食材、そして、中国やマレー半島からの
移民と共にタイへと渡り、タイの郷土色とも融合した
美味しい物が沢山あります!

ホアヒンへ行かれた際には、是非このメェウ姐さんの
お粥屋さん、「カオトムプラー・ジェー・メェウ」で、
美味しい楽しいひと時を。

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「カオトムプラー・ジェー・メェウ」場所は、ホアヒンの
メインストリート、ペチャカセム通りから、ソイ・ホアヒン
57、海側へと伸びる通り、デチャヌンチット通りを
まっすぐ海方向へ行きますと、左側に黄色い看板が出ています。

店の正面より、ペチャカセム通りをみたところ(山側)

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今度は海側

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ホアヒンは小さな街ですので、デチャヌンチット通りも、
このお店もすぐに分かると思いますよ。

営業時間は16時〜21時半頃まで。夜遅い時間程、
お店はかなりの人で混みます。行列も覚悟で是非。
並ぶだけの価値あり!

余談ですが、この「カオトムプラー・ジェー・メェウ」から
さらに海側へ。突き当たり、かすかに見える、海に
せり出したシーフード・レストランもオススメ!
(ここのパイナップル・チャーハン美味!)
タイ・ホアヒンらしい風情でイイですよ〜!
ここはランチで是非。(夜も潮風が心地イイ)

来週はホアヒン編の最終回、ホアヒンの超高級
ウェルネスリゾート「チバソム」他、マンダリン・
オリエンタルスパ、シックスセンススパなど、
タイを代表するスパを監修、タイ・ホリスティック界の
第一人者、ブアソン博士がホアヒンに開校した、
スパ専門家養成学校「スッカサート・インスティチュート」の、
ここでしか受けられないというマッサージを、ご紹介します。

どうぞ、お楽しみに。


<今週のおまけ>

ホアヒンのリゾート「バンヤン・リゾート」からも
ほど近い、ガイヤーンの名店です。(旨い!!)

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目印は、通り沿いにある鶏のオブジェ

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焼かれてます。

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テーブル席は、さらに奥。

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