2014年02月09日 10:00 第41回国際雪像コンクール/タイチームの軌跡
今週のムーンタイワニーは、「第65回さっぽろ雪まつり」の協賛行事『第41回 国際雪像コンクール』に出場のタイチームと、
大通り西6丁目会場のタイ国政府観光庁ブースをご紹介します。
世界各地の国・地域・都市によるチームが参加して
雪像制作を競いあうこのコンテスト、タイチームは過去5度の
優勝経験があり、内3回は3年連続という快挙を達成しています。
各国、独創的かつ抽象的な雪像が、ここ数年の流れですが、
タイチームは人や動物をテーマとした、躍動感と暖かみのある
作風で、毎年大人気。今大会、タイチームが題材としたのは、
タイの農業を支えてきた「水牛」。
「バッファロー・スティル・アライブ/水牛は健在」
それでは!毎年恒例!写真で観るタイチーム4日間の挑戦
雪まつりの開幕より一足早く、2月4日にコンクールは開会。
<2/4 Day 1> 最高気温 −4 / 最低気温 −7 晴れのち吹雪
昨年の優勝チーム/タイは、優勝旗と共に入場!
優勝旗を返還し、記念の盾を授与されました。
さらに!ここでもタイチームは勝負運の強さ発揮!
選手宣誓は、くじ引きで決めるそうですが、タイチームのリーダー
クソル兄貴が選手宣誓!
開会式終了と同時に、各チーム雪像制作スタートです。
と、その前に...記念の盾と共に、記念撮影。
雪像制作は、1辺3メートルの立方体の雪に足場を組む事から
始まります。
私もさりげなーく、参加。
足場を組んだら、各チームそれぞれの方法で雪像制作。
タイチームは雪像のデッサンと模型を観ながら、まずは
スプレーで下絵を描きます。
ちなみにタイチームは、タイ本国で模型を作り、さらに
本番と同サイズの作品を、発砲スチロールで作ってから、
大会に挑みます。
1日目の作業はここまで!
<2/5 Day 2> 最高気温 −5 / 最低気温 −12 くもり時々吹雪
午後の時点で、ここまで仕上がっていました。
タイチームの手際の良さと、彫刻技術に来場者も足を止めて
作業の様子を見守ります。この日は本当に寒く、番組では
タイチームに機能性肌着や靴下を差し入れ。
夜の時点で、この仕上がり。水牛の力強さが際立ちます。
(写真提供/タイ国政府観光庁)
<2/6 Day 3> 最高気温 −5 / 最低気温 −9 晴れ時々吹雪
早くも来場者からは、「タイチーム、もう完成してる!」
なんて声も上がる程。タイチームの手際の良さは、各チームも
毎回うなる程。時折、他チームがタイチームの元を訪れ、
アドバイスを求める光景も。来場者からの質問にも作業の手を止め、
にこやかに応じます。さすが!微笑みの国のチーム!
<2/7 Day 4 制作最終日> 最高気温 −5 / 最低気温 −9 晴れ時々吹雪
昨晩の吹雪で雪像にも着氷。注意深く雪を払い、細かな
彫刻部分の補修や仕上げを行います。午後4時の段階で、
タイチームの雪像は完成!
翌日の審査発表を待つばかり...。
<2/8 審査発表・閉会式>
青空に、真っ白な水牛。今にも駆け出しそうな迫力です。
午前11時、マレーシアの大雪像前ステージでいよいよ審査発表!
“第3位...タイチーム!!” のアナウンスに、会場からもひと際
大きな完成と拍手。現在タイ国内でも北海道がブームという事で、
タイからも沢山の観光客が、雪まつり、そしてタイチームの応援に。
表彰式終了後、タイチームファンが雪像前に集合!まずは、
タイチームのメンバーだけで記念撮影。
そして...マレーシアチームとタイ人観光客の皆さん、タイの雪像の
大ファンと熱く語る欧米人観光客、皆さん一緒に記念撮影。
9つの国と地域からやってきたチームの皆さん、素敵な雪像を
ありがとう!タイチームのクソルさん、クリサナさん、
アムノアイサックさん、ขอบคุณ มาก ค่ะ นอกจากนี้ฉันจะเห็นคุณในปีหน้า
そして!大通り西6丁目会場には、タイ国政府観光庁のブースも。
こちらでは、“タイネス/たいらしさ” を体験出来るんです。
ラリンジンダという、タイを代表するスパのセラピストさん
によるタイマッサージに...
マーライと呼ばれる花輪作り
どちらも無料で体験できます。
ちなみにマーライは、タイの伝統的なフラワーアレンジの一つ。
ホテルやリゾートのウェルカムフラワーとして...また、街の
至る所で、マーライを販売する露店があります。
実際は生花で作られますが、ブースでは紙や布、
プラスティックのお花を使用。私もマッサージとマーライ
作りを体験させて頂きました。
タイ国政府観光庁ブースは、雪まつり期間中の11日まで。
10:00〜18:00までオープン。但し、最終日11日は、17:00まで。
サバーイ取材班のバイブル、タイ国内各地のガイドブックも
無料配布。タイ旅行のプランニングにお役立て下さい。
(写真提供/タイ国政府観光庁)