2016.01.06

シュタイフ誕生のお話

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新千歳空港連絡施設3階にある「シュタイフネイチャーワールド」。
ドイツ シュタイフ社のドイツ国外初となるミュージアムです。

シュタイフ社は世界で初めてテディベアを作ったぬいぐるみブランド。

創業者は、マルガレーテ・シュタイフという女性。
1847年にドイツの小さな町ギンゲンで4人兄弟の3番目の子供として生まれています。
彼女はわずか1歳半で骨髄性小児麻痺という病気になってしまい、
両足と右手が不自由になってしまうんです。

しかし、マルガレーテは、15歳の頃には手芸の学校に通い、才能が開花。
やがて、女性や子供の洋服を製造販売するお店
「フェルト・メール・オーダー・カンパニー」をオープン。
マルガレーテの作る高品質なフエルト製の洋服屋やテーブルクロスなどの家庭用品は
たちまち評判となって、町で人気のお店になっていったそうです。

そんななかのある冬の日。
マルガレーテはふと見ていたファッション雑誌からヒントを得て、フエルトで小さなゾウを
作りました。彼女はこのフエルトのゾウを、小さな甥っこや姪っこにはおもちゃとして、
大人の女性には針刺しとしてクリスマスプレゼントすることに...。

すると、そのゾウの可愛らしさがキンゲンの町でたちまち評判となり、
お店にはこれを製品化してくれないか!?という注文が殺到。
お店の前にはこのフエルトでできたゾウを求める人が行列を作ったといいます。
このときこそが、「ぬいぐるみ」というものが世界で初めて誕生した瞬間でした。

テディベアが誕生するさらに前に、世界で初めてのぬいぐるみを作った、
マルガレーテ・シュタイフ。世界で最初のぬいぐるみは、ゾウさんだったんですね。
この時、1880年。この年をシュタイフ社創業の年と定められているようです。

ぬいぐるみを手にして喜ぶ子供たちの様子を見たマルガレーテは、
「子供たちには最高のものこそふさわしい」という想いを強くします。

そして、1902年、いよいよテディベアが誕生します。
甥のリチャード・シュタイフのアイディアから「本物のクマのようなぬいぐるみ」を制作。
これは、手足、首を動かす事ができて、素材も毛足の長いモヘアで作られたもの。
世界最初のテディベアが誕生です。

その翌年、ルーズベルト大統領のクマ狩りのエピソードと共に
テディベアの人気に火がつき、一大ブームを巻き起こし、様々な事を経て
現在へと続いているというわけです。

新千歳空港連絡施設3階のシュタイフネイチャーワールドでは、そんなマルガレーテさんの
事がわかる展示も色々とありますので、ぜひ、足を運んでみてくださいね。

■本日の旅曲■
1. TIGER EYES / JAZZTRONIK
2. LOVE ME LEAVE ME / THE SPANDETTES
3. IT DON'T MATTER / THE FLOORETTES
4. IN THE SUN / SHE&HIM
5. LET'S DANCE TONIGHT / BESNINE

次回もお楽しみに!

楽しむ