2009.10.31

10/31のテーマは「水」

今週のテーマは、「水」についてです。
この地球に生きる生物にとって欠かせない、まさに「命の源」といえるのが水です。でも!そんなに大事な「水」なのに、意外とその正体については知らないもの。今日はその「水」が、生きとし生けるものにとって、どれだけ大切なものなのかを教えてあげーます。

ではまず、普段何気なく口にしている「ナチュラルミネラルウォーター」、
そもそもこの「ナチュラルミネラルウォーター」とは
一体なんぞや?という所から、改めて勉強して参りましょう。

まずその定義ですが、農林水産省が定めるところによりますと、特定の水源から採水された地下水で、沈殿・濾過・加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わない水のことです。なおかつ、地層の中の無機塩類、この「無機塩類」とは、栄養学的に言うと「無機質」の事ですが、生物が正常な生活を営むのに必要な栄養素の一つで、人体に含まれる元素、酸素(O)・炭素(C)・窒素(N)・水素(H)この4つ以外の元素の総称が、「無機質」となります。で!この「無機質」のまたの名を「ミネラル」と言うわけですが、じゃあこの「ミネラル」の主立ったものはと言うと、カルシウムやナトリウム、マグネシウムやカリウムといったものが上げられます。
つまり!酸素(O)・炭素(C)・窒素(N)・水素(H)以外の栄養素、「無機質」を含む水の事で、雨が降り、長い年月をかけて幾重にもなった地層を浸透していく過程で、地中のミネラル成分が溶け出した、まさに大地の恵み!自然とミネラル成分が含まれた水は「ナチュラルミネラルウォーター」と言います。ちなみに、ミネラルを含まない地下水は「ナチュラルウォーター」です。
しかし!複数の水源からとれたものをブレンドしたり、ミネラル分が調整されていたりすると、“ナチュラル” なものとは言えなくなってしまうので、こういった水は単に「ミネラルウォーター」と呼ばれるものになります。ちなみに、ミネラルを含まない地下水は「ナチュラルウォーター」、それ以外の分類としては、「ナチュラルウォーター」やこれらの以外の飲用水は「ボトルドウォーター」と呼ばれますので、「容器に入った水」は「ナチュラルミネラルウォーター」、「ミネラルウォーター」、「ナチュラルウォーター」、「ボトルドウォーター」と4つに分類されます。

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「おいしい水」とは、どんな水なのでしょう?

「日本ミネラルウォーター協会」の公式ホームページによりますと、味の部分でプラスにはたらく成分は、カルシウム、カリウム、二酸化炭素、重炭酸、溶存酸素、二酸化炭素。マイナスにはたらく成分は、マグネシウム、硫酸イオン、硫化水素、マンガン、鉄、銅、亜鉛などと言われています。
“じゃあ、プラスの成分がたくさん入っていれば美味しいのか?” というと、そうではなく、プラス成分とマイナス成分のバランスが取れている事が大切なんだそうです。適量のものだと「まろやか」な水になり、バランスが崩れると「苦い」「しょぱい」「渋い」となります。また、ミネラルを含まないと、「気が抜けた水」となります。さらに成分どうしの相乗作用の問題もあります。例えば、マグネシウムは渋みに関係する成分ですが、カルシウム等と、ある割合で共存しますと、逆においしくなる場合もあります。飲む温度や気候・体調など、「おいしさ」には様々な条件が関係しますが、水の美味しさは、この「ミネラル」抜きでは語れないわけですね。

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「軟水」「硬水」の違い、わかりますか?

簡単に言えば、カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く含むものが硬い水、硬水。少ないものがやわらかい水、軟水と呼ばれています。水には物の味や香りを引き出す力がありますが、軟水・硬水でそれぞれ働きが違います。例えば、軟水はミネラル分が少ない分、抽出する力が強いといわれています。なので、香りが命の紅茶・コーヒー・ウイスキーなどには、軟水がおすすめです。ごはんを炊くときも、軟水のほうがお米の香りを引き立ててくれます。昆布やカツオでだしをとるときも、軟水のほうがいいようです。

一方、硬水はカルシウム分を多く含みますので、例えば肉料理に使うと、肉のたんぱく質とカルシウムが結合して、アクになります。つまり、臭みを抜く効果があるということですね。また、コーヒーでもエスプレッソにこの硬水を使いますと、渋み成分がカルシウムに結合されて、まろやかでコクのある味を楽しむことが出来ます。

番組ダイジェスト