食事の基本
管理栄養士で料理研究家である、
上坂真智子さんにお話を伺いました。
【今日は食事の基本というテーマですので、
この機会に食事の大切さについても考えてみたいと思うのですが】
そうですね。
私は、普段は管理栄養士として老人施設に勤務していますが
仕事をしていて、いつも実感するのは、食べることの大切さです。
寝たきりの状態や、あまり言葉を発することができない状態で
入所される方もいらっしゃるのですが
時間をかけて、きちんと食事を摂っていることで、
笑顔になったり、言葉を発するようになるのです。
ちょっと髪の毛が寂しい状態の方でも、
地肌が目立たないくらいになることもありますし
肌にハリやツヤが出てきて、元気そうなお顔になって、
若返ったかのような方もいらっしゃいます。
そういう姿を日々目にしますので、
食べることって本当に大切なのだというのをしみじみ感じます。
私が講演会などでお話しをさせていただく機会には、
必ずといっていいほどお伝えしているのは
食べることは、何でもよいから口に入れて空腹を満たすための行為ではなく、
体と心を作るための素であるということです。
人の体を車に例えると、食べ物はガソリンということになります。
けれども、このガソリンに不純物が混ざっていると
車が故障してしまいますよね。
人間の体も同様で、きちんとしたものを食べることが大切なのです。
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よく25歳がお肌の曲がり角なんて言われますが
20代の中ごろ~30代になる頃には、
代謝が落ちてきますので、ある意味、老化に向かっているのです。
けれども、病院には老化外来みたいなものはありませんし、
老化を止める薬もありません。
そんな中で、薬の役目を果たすのが食べ物なのです。
青森県の岩木山の麓に、
森のイスキアという宿泊施設があるのですが
そこを主宰するのは、佐藤初女さんという方で、
90歳近いおばあさんです。
その方は、「食べることは、命の移し替え」という思いで、
おむすび講習会などを実施されているのですが
彼女の作った料理を食べると、
みなさん不思議と優しい気持ちになり、心が元気になるのです。
とりたてて豪華な食べ物ではないのですが、
食べてくれる人のことを思って作ってくれる食べ物は
食べた人に元気を与えてくれるのです。
【おふくろの味!でしょうか。
なんだかんだ言っても家で食べるごはんが美味しいと、
ちゃんと家に帰ってくるみたいなところがありますよね】
そうなんですよ。やっぱりお母さんが作ってくれた味は、
ずっと覚えているので、そういう味はほっとしますし、安心できるんですよ。
親とけんかしていても、「ごはんだよ~」って呼ばれると、
ケロッとして食卓に行ったりもしますしね。
ですから、時間がなくて慌ててしまうのは分かるのですが、
ごはんを作る時は、できるだけイライラしないで
「元気に食べて欲しい」といった、食べてくれる人のことを思って
作ると不思議と味も優しくなるのです。
すると、自然と食卓にも笑顔が生まれてきますので。
一人暮らしでも同じです。
「今日は頑張ったね」とか「ごはんを食べながら、ゆっくり休みましょう」
といった気持で用意すると
自然と優しい気持ちになりますし、そうしていると、
テレビを見ながら思いっきり笑って、
気分がスッキリなんてことにもなります。
私ごとになるのですが、同じお米を使ってごはんを焚いても、
イライラした時とそうではない時では、不思議と味が違うのです。
お米に対して、優しい気持ちを持ってといだ時って、
「おいしい!」って言ってもらえるのですよ。
あと、「いただきます」の気持ちを大切にしていただきたいのです。
食べ物を食べるというのは、動物であったり、植物であったり、
生き物の一部をいただく行為になります。
ですから、その生き物に対する感謝の気持ちを込めて、
「いただきます」という言葉が出てくるのです。
忙しい毎日の中では、毎回こうした思いを持つことは大変でしょうが
毎回の食事は、命をいただくとことであるということを
感じていただければ、食べ物への思いも変わってくると思います。
「いただきます」って、何気なく言ってしまっていますが、
こうして考えみると、とても大切な意味を持っていますし、
素敵な言葉ですね。
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ちょっと余談になりますが、なぜ3度の食事が大切かと言いますと
最近は、時間栄養学というのが注目されていて、
朝・昼・晩の3度の食事を摂ることで
体内リズムを整えると言われています。
規則正しい食生活を送っていると、
たとえ1日くらい徹夜をしたくらいでは、
体内リズムが乱れることはないのですが
食事の時間が、毎日バラバラというように
不規則な食生活を送っていると、食べる力が落ちてしまいますし
夜になっても体温や血圧が高いままになってしまうため、
寝つきが悪くなって、
睡眠不足や不眠症の要因になってしまうことも。
生活リズムの基本は食事であり、これが乱れると、
体の不調につながるということになるのです。
最近は、お仕事が忙しかったりするので、
夕食の時間が遅くなりがちでしょうし
規則正しく食べるというのは、難しいこともあるでしょう。
私の場合、出張などで長時間車を運転していると、
なぜか帰った時に麺類を食べたくなるのです。
時間も遅いことなので、そういう場合は、
ついインスタントで済ませてしまうのですが
正直なところ、そういう時まで、
自分で作ろうと思うと、かえって辛くなってしまうと思うのです。
そういう時は、便利なものを使って済ませますが、
次の日にはちょっと野菜が足りないからと補うとか
自分なりに帳尻を合わせるような工夫が大切だと思います。
【要は、いろいろな意味でのバランスってことですよね】
そうですね。
あと、規則正しく食べるということは、ダイエットにもつながるんですよ。
よく、夜遅くに夕食を食べると太るといわれますが、
消化に時間がかかるということもありますが
このほかに、「BMAL1」という、太るタンパク質の影響も考えられます。
この、太るタンパク質には、脂肪を体内にため込む性質があり、
その分泌量は、夜の10時から急増し、
深夜にピークを迎えるのですが
規則正しい食生活をしている人の場合でも、
その量は昼間の約20倍といわれます。
ですから、夜遅くに食べると太るといわれたり、
夜は腹八分目にと言われるのですが、
食生活のリズムが乱れている人の場合は、
この太るタンパク質が昼夜を問わず、
高い数値で出てしまう傾向があります。
ですから、食生活のリズムが乱れると、
知らず知らずのうちに太りやすい体になってしまうということになるのです。
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ええっ?昼夜を問わず、
太るタンパク質が出てしまうなんて、ちょっとコワイかも。
食生活のリズムが乱れていると、
規則正しい食生活をしている人と同じように食べているつもりでも、
それが身になりやすいってこですよね。
これは気をつけなくちゃならないですね。
特に夕食の場合、毎日、同じ時間に食べるというのは、
大変かもしれませんが
体のことを考えると、ちょっと意識しておきたいですね。
ひざのケア
今週のテーマは「膝」でした。
なぜ膝が痛くなるのでしょうか?
いわゆる膝の痛みとは、
ひざの部分の軟骨が摩耗が進むと、
軟骨の下の骨同士が直接ぶつかったり、
またはひざ下に、水がたまったりすることで、強い痛みが生じ、
日常生活が困難になってしまう可能性もあるようなのです。
★日常生活の中で、ひざの要因につながるもの
(関節に負担をかける動作)をチェック!★
①寝る時は、いつも同じ側が下になっている。
対策/あおむけに寝るようにする
②かばんをいつも同じ側の方にかける
対策/両肩に交互にかける
③荷物を同じ手で持っている
対策/交互の手で持つ、もしくは両手で持つ
④リュックの肩ひもを長くして背負っている
対策/リュックが肩甲骨のあたりにくるように肩ひもを調整する
⑤イスに座る時、いつも同じ足を上にして組む
対策/足は組まない、もしくは左右交互に組む
⑥横ずわりする時、足を投げ出す方向がいつも同じ
対策/なるべく横ずわりはしない
⑦デスクワークで猫背になっている。
対策/イスの高さを適切に合わせて、背筋を伸ばす
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KKR札幌医療センター 斗南病院 整形外科の
引野講二先生にお話を伺いました。
【よく年齢とともにひざが痛くなるというのを聞きますが、
原因としてはどういうことが考えられるのでしょうか?】
まずは、歳をとることで、
だれもが痛くなるという訳ではないということです。
そして、痛いという人の大半は、
変形性関節症というケースが多いです。
ただし、これは原因が分かっていないので、
持って生まれた個人の資質(骨、筋肉の強さ)と
加齢、体重などが関係しているであろうと言われています。
ですから、誰もがなりえるものでありますが、
将来誰がなるかは分からないということになります。
【男女差はあるのですか?】
変形性関節症の場合は、
8割から9割が女性の方と言われています。
もともと、女性の方が男性に比べて、
筋肉や骨の力が弱いということもあるでしょうし
女性の場合は、更年期を迎えることで
女性ホルモンが急激に減り、骨や軟骨がもろくなります。
骨粗鬆症になりやすいと言われていますので、
こうしたことが影響しているのではないかと考えられます。
また、体重が増えると、
膝の関節に負担がかかるので、この病気になりやすいですし、
すでに病気を持っている方は
悪くなるスピードが早くなる可能性があります。
ですから、ウェイトコントロールは大切です。
【痛みは感じないけれど、足が弱ってくると感じるのは、
やっぱり年齢的な問題でしょうかね。】
これは筋肉の問題ですね。筋力は、加齢とともに落ちていきます。
筋力は上がることもなく、現状維持をすることもできない。
どんなに鍛えても、年齢による筋力の低下には勝てないのです。
ただし、若い時に何もしない人と、
スポーツをしていた人とでは筋力に違いがありますので
何もしていない場合は、筋肉の落ち方が急激で、
スポーツをしていた人は徐々に落ちていくというように
筋肉の落ち方に差が出てきます。
【筋力って、どのくらい落ちるものなのでしょうか?】
これも個人差があるので、一概には言えませんが、
ひどい場合は、1年に1割くらい落ちていきます。
80歳くらの方でしたら、
入院して2週間ベッドで生活をしていると、
2週間後にベッドから立ち上がろうとすると、
フラフラして立てないということになるでしょうね。
これも推測ではありますが、20代と60代では、
半分以下になっているのではないでしょうか。
ですから、階段を上るにしても、知らず知らずのうちに
つらくなったとか、スピードが落ちてしまうとうことにつながります。
【今さら若い時に戻れないので、
今からできることはありますか?】
良く言われることではありますが、
家の中でじっとしていないようにするということですね。
運動も必要ですが、普通に歩くだけでも違います。
座っているよりは、立っているだけでも
筋肉を使っていることになりますので、
家の中でもなるべく立って動くようにすることが大事です。
【時々膝が鳴ることがあるのですが、それは大丈夫なのですか?】
ひざに関わらず、関節が鳴るという要因としては
関節の周りの筋同志がすれたり、
筋と軟骨がぶつかることで鳴ることが多く、
特に痛みや違和感を感じることがなければ、
音が鳴ること自体は、そんなに気にしなくても大丈夫です。
【なんか膝がカクカクするような気がする時があるのですが、
それは大丈夫ですか?】
これも、基本的には、痛みがなければ大丈夫なのですが、
まれに生まれつき関節がゆるいというか、柔らかい人がいますので、
そういう場合は、ひざがゆるいと感じる場合もあります。
ちょっと試してみていただきたいのですが、
手首を折りながら左手で親指を腕に付けるようにしてください。
通常は、手首が直角になるくらい曲がったところで
精一杯なのですが、まれに、腕に親指がつく人がいます。
そういう人は、生まれつき関節が柔らかく、
手首に限らず体全体の関節が柔らかいはずです。
肘の関節にしても、肘を伸ばして、外側に反らそうとすると、
普通はまっすぐな状態にしかならないのですが
関節が柔らかい人は、結構外側にも反るのです。
これは生まれつきのものなのですが、
高い運動能力を持つスポーツ選手ほど、
この傾向があると思います。
実際に見たことはありませんが、
例えばイチローやダルビッシュのような選手ですね。
なぜかというと、筋力が全く同じという条件ならば、
関節が柔らかい方がバネがありますので
ボールを投げるにしても、
普通の人より、ぐにゅーっと手首が曲がるので
より速く、遠くに投げられますし、
ジャンプするにしても高く飛ぶことができます。
あと、関節が柔らかい人の方が、転んだ場合など、
受け身が上手ということがいえますし、
雪道でもケガをしにくいと思います。
一流と言われる運動選手には、関節が柔らかい人が多いですね。
【膝を鍛えておくために必要なことってありますか?】
太ももの前の部分にあたる大腿四頭筋は、
ひざの屈伸のために使う筋肉なのですが、
この筋肉を鍛えることが大事です。
また、この筋肉は、一番強さが強い筋肉と言われていて、
若い人ならば、大腿四頭筋を使うことで
200キロくらいのウェイトを動かせるくらいの力があり
オリンピック選手などになると、
300~400キロくらいの重さを動かせるはずです。
ハンマー投げの室伏選手なら、それ以上かもしれませんね。
ですから、そんな人に足で蹴られたら、
肋骨なんて簡単に折れてしまいます。
余談になりますが、女性が暗闇で誰かに襲われたような場合、
腕で防御しようとするよりは、足で蹴る方が
ずっとパワーがあるので効果が期待できるはずです。
要は、膝には、それだけ大きな筋肉がついているということです。
この筋肉が落ちてくることで、
ひざを支える力も弱ってくることになりますので
この大腿四頭筋を鍛えておくことが最も大切です。
【大腿四頭筋を鍛えるためには、
具体的にどのようにすると良いのですか?】
例えば、椅子に座っていると、
大腿筋を使っていないので、筋肉が弱ることにつながります。
ですから、デスクワークが多いひとは、どうしても弱りがち。
オリンピック選手などは、
筋力の低下は致命傷になってしまいますので
座って食事をする際にも、
片足ずつ持ち上げるようにするなどの訓練をしています。
これは極端な例ではありますが、日常生活の中でも
なるべく立って歩く機会を多くすることが大切といえます。
ですから、エスカレーターがあっても階段を使うとか、
乗り物に乗っても、空いている席があっても座らないとか。
こういうことを意識しておくことが、
筋力が低下していくスピードを遅くすることにつながります。
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あと1週間もすれば4月ですし、いい季節になります。
重たいコートを脱いで、
ファッションも軽くなれば、体も軽く感じるはず!
そんな時期に合わせて、
体を動かすことと心がけていきましょうね。
そうすることで、いつまでもフットワーク軽く、
元気な毎日を過ごせることでしょうから。
斗南病院
札幌市中央区北1西6
011-231-2121
http://www.tonan.gr.jp/
初対面の人との接し方
今週はコーチングやコミュニケーションの方法を教えていらっしゃる
「マイ コーチングオフィス」の代表である、
中村舞さんにお話をうかがいました。
【第一印象を良く見せるには、何がポイントかを
教えていただけますか?】
人は第一印象の良さを何で感じるかといいますと、やはり見た目で、
87%は見た目が影響を与えていると言われています。
「服装」、そして、「笑顔」が大事だと言われるのは、
その部分で相手にどんな人か決められてしまうからなんですね。
ですので、まずは、笑顔で挨拶したり、
TPOに合わせた服装などを心がけていただくと、好印象に繋がります。
ただ、初対面の人と会話をする時は、どうしても緊張してしまいますよね。
特に、「自分が相手にどう見られているか」を考えると、
緊張して表情も固くなってしまいますので、
「この人と、楽しい会話ができたらいいな」という
気持ちを持って会話をしていただくと、
少しリラックスして、笑顔も増えるのではないかと思います。
【謙虚であれって、ことでしょうかね。
頭では分かるけれど、それを実行するのって
なかなか難しいでしょう】
そうですね。
自分から心を開いていくことが大切などとも言われるのですが、
心を開くようにと言われても、どうすれば良いのか分からないでしょうから
まずは、相手を緊張させないとか、
警戒心を持たせないような雰囲気づくりや会話を心がけると良いでしょう。
【初対面の人とは、話のきっかけを作るのも
難しかったりするのですがそういう時って、どうしたら良いのですか?】
そうですね。話題に困った時のテーマとして、
よく言われるのが天気や気候の話。
天気や気候に関する話は、誰もが共通して感じていることですし
プライバシーにも関わらないことですので、
緊張感を感じることもなく気軽に話ができて
初対面の時に話すテーマとしては、ぴったりなのですが、
それをどう広げていくかがポイントなのです。
そのためには、俳句の季語ではないですが、
日常生活の中で、季節にまつわるキーワードを意識しておくことです。
例えば、「最近暖かくなってきましたね」と話しかけた時に、
相手は「そうですね」と答えたとします。
このままで終わらせないためには、
季節ネタを使って、いかに話を広げていくかなのです。
例えば、3月末くらいなら
「お宅の方は、雪はもうとけましたか?」と聞いてみる。
すると、「いやまだまだなんですよ」とか
「やっととけ出しましたよ」などと答えてくれるでしょうから
「うちは、北区なもので
今年は雪が多かったからまだなんですよ。どちらにお住まいですか」
といった感じで、そこから、自然に会話を広げていくことができるんです。
さらに、「春らしくなりましたよね。
ご自宅の近くに、お花見ができるところがありますか?」
「○○公園の桜、きれいですよね。私も以前行ったことがありまして・・」
など、季節ネタから地域ネタや生活ネタに話を広げることで、
共通のテーマが見つかれば、
そこからは自然に話が弾んでいくはずです。
天気や季節ネタは、まさに差し障りのない内容なので、
聞かれる方も構える必要がないですから
警戒心を感じることもないですし、気軽に話せる内容なのです。
ですから、話をしていても
嫌な感じをすることが少ないので、好印象につながるのです。
ビジネスシーンでしたら、
社会情勢といったものをプラスしても良いでしょうし
これからでしたら、季節の話から
「そろそろ野球も始まりますし、
ダルビッシュもいなくなったので今年はどうなんでしょうね」と
と、スポーツネタにもっていくという方法もありますし。
そこで、相手が野球好きなら野球の話で盛り上がっていくでしょうし、
野球に興味がないようでしたら、
「だったら、スポーツは何がお好きですか」と聞いてみるとか。
天気や季節ネタは、
会話のウォーミングアップとしては最高のテーマですね。
【他の季節のバージョンも教えていただけますか?】
夏でしたら、「暑い日が続いていますが、夜は眠れていますか?」とか
そこから「エアコンは使っています?
うちは、まだなんだけど、どうしようか迷っているんです」
というように家電ネタに持っていくとか。
秋でしたら、「すっかり秋らしくなりましたが、
紅葉は見に行かれましたか?」とか自然ネタに持っていくとか
「一気に涼しくなると体がついていかなくて、
こういう時はうやっぱり温泉ですよねと温泉ネタに持っていくとか。
冬なら、除雪ネタもいいですが、
相手がマンションで除雪の心配がないというのなら、
「それは、マンションのいいところですよね。
やっぱり、マンションは便利ですか?」
といったふうに切り返すのも、ちょっとしたテクニックです。
会話のヒントは日常生活の中にありますので、
そういったアンテナを張っておくことで
会話上手につながることと思います。
【他に何かポイントはありますか?】
会話を引き出す際に、自分の世界に入り込まないことです。
例えば、春先にお花の話になった場合。
自分がガーデニングが得意だったりすると、
この時期にはこれを植えてとか、つい自分の世界で語ってしまうのですが
その人も同じようにガーデニングが
好きだというのが分かってからなら、OKなのですが
あくまでも、会話のきっかけ作りの際には、
一般的なところに抑えておくのが良いですね。
【うまく会話を続けるポイントってありますか?】
相手に話を聞く際には、「野球が好きですか?」というように、
YESかNOで答えられる質問よりも、
「どの選手のファンなのですか」
「その選手の魅力って、どんなところですか?」というように、
相手に何か答えてもらう質問のほうが、会話が弾みます。
「はい」か「いいえ」で答えられるものだと、
それで会話が終わってしまいますので、
次につながる質問ということになりますね。
あと、相手のペースに合わせるということです。
例えば、「あそこのスーパーいいよね」と話しかけた時に
「そうそう! 魚も安いし、野菜も新鮮だし、
私大好きで、いつも行っているの!」とテンションが高めの場合には
「でしょ!でしょ! この間買ったニンジンは、甘くて最高だった」とか
相手の話すスピードや声の高さに合わせてあげると、
いい雰囲気になります。
同じように質問しても
「魚も安いですし、野菜も新鮮だすし。
私もいつも愛用しているんですよ」と落ち着いた雰囲気なら
それに合わせて、「そうですよね。私もよく利用するのですが、
先日買ったニンジンは特に美味しかったです」とか
相手のペースに合わせていくと、
話しやすい人だな、と思ってもらえます。
あとは、なるべく会話の量はフィフティー・フィィフティーに。
会話はキャッチボールですので、5分5分が理想。
自分ばかりしゃべらされていると、
「この人私から何か聞き出そうとしてるのかしら」と
思われてしまうこともありますし
ずっと、話を聞かされていると、
うるさい人って思われてしまいますし。
バランスが重要ですね。
結局は、相手に気持ち良く話をしてもらうという
「思いやりの気持ち」につながっていくのです。
まずは、天気のような気がねなく話せるテーマを選ぶのも思いやりの一つ。
相手のペースに合わせるというのも、思いやりですよね。
そうすることで、お互いに心を開くということにつながっていくのです。
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上手な会話をしようと頑張るより、
自分が聞かれたら嫌だなと思うようなことを
聞かないといった思いやりの方が大切なのかもしれませんね。
そういう心づかいが見えてくると、
相手も自然と心を開いてくれるのかもしれませんし
そんな中で「あなたもそうだったの!」と
思えるようなものが見つかると、そこから友達になれそうだし。
なんか、新しい出会いが楽しみになってきました。
今年の春は、気持ちの良い会話で、
新しい人間関係を広げてみてはいかがでしょう!
マイコーチングオフィス
札幌市中央区北6西13 SNBOX203
011-233-1833
http://www.maicoach.com
嫌なことを忘れる方法
ため息って、どちらかというとマイナスのイメージですよね。
「ため息をついたら、その分、幸せが逃げていってしまう」なんて
言われたりもしますしので、
後ろ向きな感じがしないでもないのですが
「ため息健康法」なんていう本をご存知ですか?
適度な緊張感は、モチベーションを上げたり、
集中力をアップする効果をもたらすとも言われますが
許容範囲を越えてしまうと、
心や体を傷つけてしまうことになりますよね。
ということで、この本の中では
「みんな! ため息を我慢しすぎじゃない?」と言っているのです。
ため息とは、息をためて、ためた息を吐き出すこと。
気分転換のひとつとして、深呼吸が良いなんていわれますが、
ため息もこれと似たようなものだということなのです。
深呼吸というと、新鮮な空気を吸うことでリフレッシュされるイメージですが
新鮮な空気を吸うためには、まずはたまった空気を吐き出しておかないと
肺の中には、悪い空気がたまっているので、良い空気が入ってこないのです。
だから、ため息でいいから、まずは悪い気分を吐き出そうってことなのです。
そうですね。悪い空気を吐き出さないと、
新鮮な空気も入ってこないでしょから
無意識のうちに、空気の入れ換えをしているのかもしれませんね。
でも、気をつけなくちゃならないのは、ため息をつくタイミング。
トイレやお風呂の中でもいいでしょうし、自分一人の時なら、
「ふう~ぅ」と思い切りため息をついても良いでしょうが
人の目の前でやってしまうと、
相手に嫌な思いをさせてしまいますので
くれぐれもため息をつくタイミングだけは、間違えないように。
素敵な女性の所作
今日は「ひな祭り」ですので、
女の子を卒業した私たちのために、素敵な女性になれるよう
食事のシーンなど、日常生活で活用できる、
美しく見える所作のポイントをお勉強しましょう。
マナースクールや人材育成をはじめ
和の作法を指導する日本礼法の教授でもある
「椿 武愛子(つばき・むつこ)オフィス」の代表である
椿 武愛子さんに、お話を伺いました。
★コーヒーや紅茶を飲む場合
たいがいの場合は、
スプーンでぐるぐるとかき回してしまうかと思うのですが
この時にぐるぐると回さず、
前後に静かに動かすようにすると、上品な印象を受けます。
ぐるぐると回すのが間違いというのではないのですが、
ちょっと動かし方を意識することで
女性らしいエレガントな印象になります。
コーヒーを飲む際は、こぼさないように首だけを
前に突き出すようにするのではなく、
体がひらがなの「く」の字になるように、
腰から前傾すると、美しく見えます。
★相手の話を聞く時
手をひざにおいて、ちょっと反り返るような感じで聞いていると、
話に飽きたという印象を与えてしまいます。
テーブルの高さにもよりますが、
テーブルに軽く手を乗せて(肘はつかないように)
ちょっと身を乗り出すようにして聞いていると、
きちんと聞いているように見えますし、美しくも見えます。
★割りばしの割り方です。
左右に横に開くのではなく、上下に縦に開くのが好ましいですね。
髙い位置で横に開くと、相手を威嚇することになってしまいますし
下の位置で横に開くと、隣の人に肘がぶつかってしまいます。
もし、割った箸がささくれてしまった場合、
箸をこすり合わせて削ぎ落そうとしてしまうかと思いますが
これは、相手に対して、
変な割り箸をくれたと言っていることになってしまいますので
もし本当に、そういった箸が当たってしまった場合は、
「すみませんが、取り替えていただけますか」とお願いしましょう。
★お箸を持ち上げる時
箸を持ち上げる際は、3ステップになります。
①まずは、右手で上から箸を持ち上げるようにします。
②次に、左手を箸の下に添えます(先端に触れないようにして)。
左手に軽く乗せて押さえているイメージ。
③それから、箸を持つ持ち方に、右手を持ち替えます。
箸を置く時は、この逆になります。
右手は箸を持ったままの手で、
箸の先を左手に軽く乗せる感じにします。
左手で箸が固定できたら、右手を持ち替え、
左手をはずして箸置きに置きます。
最初は、ちょっとぎこちないかもしれませんが、
慣れてしまうと、自然にこうした動きになりますので
こうした箸さばきができると、素敵な女性に見えますよ。
これは、女性だけではなく、男性も覚えておいた方がよろしいかと思います。
仲間内の飲み会では問題ないでしょうが、
目上の方を接待するような場合には、
こうした所作ができると、きちんとした印象になりますので。
★食事の際
お味噌汁のお椀と箸を一緒に持とうとするような場合です。
器は両手で持つのが基本ですので、まずは両手で器を持ち上げます。
それから、右手で箸を上からつかみ、お椀の底のところに持ってきます。
そして、お椀を持っている手の薬指か小指で、
お箸を軽く支え、右手を持ち替えます。
★靴を脱ぐ時
靴の向きを舟に例えて、
入る時は入船と言って、前を向いてくつを脱ぎます。
それを、出船に揃えるのがマナーで、靴をそろえる時は、
相手にお尻を向けないよう、ちょっと斜めを向いて靴の向きを直します。
そして、出る時は出船で出るのが基本です。
ブーツの場合・・・
私がお勧めしているのは、ブーツの際は
バッグに洗濯ばさみを1つ入れておくことです。
ロングブーツの場合、どうしても倒れてしまったりしますので、
脱いだ後に真ん中を洗濯ばさみではさみ、
その状態で、くるくると丸めておくときれいに見えます
ちょっとしたことなのですが、こうした心配りが、
大人の女性のたしなみということになります。
ブーツに関して、覚えておいていただきたいのは、
フォーマルなシーンには、ブーツは禁物ということです。
気軽にお友達の家に遊びに行くといった場合は良いでしょうが、
きちんと訪問する際や結婚式のようなフォーマルなシーンには、
ブーツではなく普通のパンプスを履いてください。
雪が降って大変と言う時は、途中で履き変えると良いでしょう。
★このほかに気をつけておいた方が良いことは・・・
レディのたしなみとして、ハンカチはぜひ持ち歩いてください。
最近は、トレイに行ってもハンカチを使わずに済むことが多いですが
できることなら、手を拭くためのものと
膝にかけたりするようなものの2種あると良いでしょう。
古くは、ハンカチ代わりに懐紙を持ち歩き、
茶碗の飲み口を指でぬぐい、その指を懐紙で拭き取るようにしていましたし
お店などで、食べきれなかったお菓子を
持ち帰る際にも懐紙で包んでいました。
使い捨て感覚でオールマイティーに使えるので、
懐紙の良さを見直していただきたいなとは思っているのですが
懐紙を持たないにしても、ハンカチは常備していただきたいですね。
*****
確かに。最近は、ハンカチを忘れてしまっても
困らずに済んでしまったりしますからね。
世の中が便利になったからといって、
手を抜いてしまうのは良くないことですね。
今日は、日常生活で実践できる、
素敵な女性のための所作を教えていただきましたので
こうしたことが自然にできるように、
早速、気をつけていきましょうね。
椿 武愛子オフィス
札幌市南区砥山62番地
011-596-3863
http://www.tsubakimutsuko.jp/







